持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

こんな休日

2005-08-21 23:59:59 | なんでもないこと
胸を張って言うことではないが、出不精。お誘いを受けるか、もしくは観劇か。それ以外で外出することが、まず無いくらい。だから。この両方は、すごく大事にしてる。

今日は、お誘いあっての外出。お題は、『龍馬の翔(か)けた時代~その生涯と激動の幕末~』観覧。京都国立博物館にて、坂本龍馬生誕170年記念の特別展覧会が催されている。開催期間は、8月28日(日)まで。坂本龍馬については、幕末ファンの悲観をかうほど無知なので。以下の感想は、それを考慮の上、読み流してください。。

膨大な数の書簡。多分、念入りに読み始めると一日では足りない。
自由な発想をしたためた、自由な文字。ちゃんとした人に宛てる文字と身内に宛てる文字は、明らかに違ってて。特に身内に向けては、緊張感が抜けているというか、ちょっとした甘えがあるというか。他の人には見せるな、なんて言葉で締めてあったりもして。なんだか、見せてもらってるのが申し訳ない気持ちになったりもする。

日本を洗濯するだとか。はたまた。海外とのやりとりのために、為替レートをどうするだとか。ずっと日本にいた人が(←あってる?)、世界単位で物事を考えていることに、改めて驚いたり。なにより、直筆で見ると(←読めないし・・・)、感慨深い。
少しだけ先を見ていた者にとって、龍馬という人はどんなに魅力的だったことだろう。先へ進みたくなかった者にとって、どれだけ邪魔だったことだろう。そんなことも考えてみる。

坂本龍馬を知るための資料はこんなに残っていて。歴史ファンにはたまらないんだろうな、なんてことを思いつつ。彼は、これらの手紙が後世に重要資料として扱われることを予測できていたんだろうか、なんてことも思う。こんなにも、先々の見える彼のことだから。案外わかっていたんだったりしてね。

一日の締めは、ガチンコ(←なぜだ)の観劇談義(←結局そこか?)。これには、いろいろ思うこともできたので。まとまったらまた後日。