blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

防虫スプレーと防水スプレー

2007-07-15 23:58:09 | 日記・エッセイ・コラム

ここのところ、メインPCのVAIOが原因不明の「立ち上がらない病」にかかり、資料作成の遅延などで、HP・ブログの更新、メールの返信の遅延などご迷惑をかけていますが・・・

今日は、ご機嫌が宜しいようなので、まとめて出来ました^^;

1・防虫スプレー(防虫剤)

さて、この前の沢歩きでは、大活躍した防虫スプレー。夜間の家庭菜園でも使ってますが、あのヤマビルにふりかけた瞬間に動きが止まり麻痺したことは今でも脳裏に焼きついてます。

全く、良く効くもんだな・・・でもあれだけ効くって事は人間には大丈夫なんだろうか?それにあの臭いは、私もあまり好きではないっす^^;(私も虫の仲間なのかな?)

調べて見る事に。

市場には「薬であるもの」と、「薬で無いもの」、スプレータイプ、ミストタイプ、ウエットティッシュタイプ、塗布するものもあります。

「薬であるもの」は法律的に言うと〔医薬品〕、「無いもの」は〔医薬部外品〕に分類されます。

有効成分が「ディート」と呼ばれる物質で、医薬品は12%で部外品は10%で対象不快害虫が医薬品の方が「ツツガムシ」に適応していて、共通なのは「蚊、ブヨ(ブユ)、ノミ、イエダニ、サシバエ、トコジラミ、アブ、ナンキンムシ」等となってます。

この辺は販売者でもあるので・・・・

その他、ヤマビルは承知の事、ナメクジの一部にも効果があるようで、これは害虫が動物に近づく為に、炭酸ガスのセンサーを持っていて、それを麻痺させるようで・・・

当然、そういうセンサーを持っていない不快害虫「ハチ、ムカデ、アリ、ケムシ」等には効果がありません。

注意書きには、創傷面、目の周囲、粘膜での不使用の事。小児の手の届かないところに置くこと。付着させてはならない物は「食物、食器、玩具、床や家具の塗装面、メガネ、時計、アクセサリー類、プラスチック類、化学製品、皮革製品、マニュキュア等。ストッキングに直接噴霧しない事。火気に近づけないこと等。

【お子様に使用する場合の注意】って言うのがあり。小児(12歳未満)に使用する場合には、保護者等の指導監督のもとで、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。

  • 6カ月未満の乳児には使用しないこと。
  • 6カ月以上2才未満は、1日1回。
  • 2才以上12才未満は、1日1~3回。

となっています。この「ディート」(デイトではありません^^;)と言う物質。アメリカ陸軍がジャングルでの兵士の虫媒介由来の伝染病予防の為に開発した成分で、極最近まで安全だと思われてましたが、最近になって極まれに発疹、神経障害等が言われるようになり、日本の厚生省も対応したようです。結構、手軽にスーパー、コンビニ等で手に入りますが・・・

尚、日本の物は部外品は10%まで、医薬品は12%までと決められてますが。海外では80%を超えるものも・・・

虫媒介の伝染病の危険を取るか?それともディート成分のまれな副作用を取るか?ってのは大げさすぎますか^^;

スプレータイプは吸い込まないように、他のも誤飲しないように使用すること、子供の使用には注意すること、必要な時だけ使うこと、使った後は綺麗に体を洗うこと等を心がければ大丈夫なような気もしますが・・・

ミストは吸い込み難いが吹き付け難い、部分的なら塗布タイプやウエットティッシュタイプが便利、パウダー入りは持続性がある。

水に濡れたり、汗をかいたりすると効果が無くなる。

健康被害が気になるお方には、天然成分の物も最近出てます。天然レモンユーカリ油のリング、天然成分由来のスプレーなど、あと何種類かのハーブを配合した物。

値段が少し高めなのと使ったことがないので有効性はどうなのか?また安全性は?(ハーブなども結局は化学的に作っている場合もあるので・・・なんとも言えませんが)あと原材料は大丈夫か?何種類か買ってきて試して見ますね。

尚「ツツガムシ」は重篤な伝染病を媒介するダニの一種なので野外の草むらの中をガサガサと行動するなら医薬品の方が良いかも知れません。

2・防水スプレー

さて、台風前の雨の日に用事があり、最近、環境と(ガソリン節約)とお金節約の為^^;、必ず駅まで歩くと心から決めてる私にとっては雨降りは・・・・

荷物はリュックに入れて、重要な書類はナイロン袋に入れて、ザックカバーを掛け、そんな大降りではなかったので、ズボンの裾と靴に防水スプレーをかけて傘をさして、駅まで歩きましたよ(約20分)

駅まで着いてみると何の事はない防水スプレーのお陰で、足元はほとんど汚れて居ませんでした。

アウトドアでも大活躍で、行く前には、カッパ、ザックカバー、ザック、ズボン、スパッツ等にかけておけば、もし雨が降った場合(あんまり天候が悪けりゃ行きませんが・・・)、朝早くの露に濡れた場合、沢の水に濡れた場合などかなり繊維にしみこむのを防ぐ事が出来ます。

最近はスキーは行きませんが・・・スキーウエアーでもかけて置くと良いですよね。

でもこれって体には大丈夫なのかな?何年か前に呼吸器系の副作用が出て問題ありましたよね・・・

防水スプレーの中身は撥水成分(シリコン樹脂、フッ素樹脂、シリコンオイル等)、溶剤(ヘキサン、エタノール等)、噴霧剤(LPガス、ジメチルエーテル、二酸化炭素等)

噴霧剤に以前はフロンガスを使っていたようですがご存知のところで今は使われてません。

で撥水成分が「喘息のような咳の多発」「息ぐるしくなる」「気分が悪くなる」「発熱」の原因になっているようで、缶の半分以上を空気の流通の悪い締め切った狭い部屋や車の中などで噴射するとこの症状が出るようで、野外や風通しのいい所での噴射すれば大丈夫みたいです。

あと、昔は可燃性が凄かった為、火気の近くやタバコをすいながら噴霧すると火炎放射器状態になったとかでフロンガスを使うようになったらしいですが、これがオゾン層の破壊から使われなくなり、LPやアルコール類に戻ったとか・・・昔のよりは可燃性が少ないとはいえ燃えますので注意。

メーカや種類によっては、布の生地の素材や革製品その他アクセサリー類など化学変化を起こすものもあるようなので注意。(大丈夫なものでも30センチは離して噴霧すればいいとか)

気になるお方は素材そのものを防水性、速乾性、通気性のものに変えるという方法もあります。でもこの手の素材の製品は高いんですよね・・・

便利な物ですが使い方を誤れば、恐ろしい自体になりますので、注意書きをよく読むこと、専門家に聞くこと、買う前、使う前によく調べることが重要なようです。

私も販売者でありながら知らなかった事が多くって(^^ゞ勉強になりました。 


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