鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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鈴木宗男オフィシャルから 袴田茂樹教授の抗議文に関するお知らせ

2005年11月26日 | Weblog
袴田茂樹教授の抗議文に関するお知らせ
昨日24日木曜日、袴田茂樹青山学院大学教授より『週刊文春』12月1日号掲載の私と佐藤優氏の対談記事に関して、私の代理人である大室征男弁護士を通じて抗議のファックスが届きました。その抗議文と、それに対する大室弁護士を通じての私の回答を全文掲載致します。
● 袴田茂樹氏からの抗議文
2005年11月23日
大室氏気付 鈴木宗男殿
袴田茂樹 HAKAMADA Shigeki
冠省 『週刊文春』12月1日号の対談記事に、小生に関して、不当に名誉を傷つける発言が2点ありましたので、強く抗議いたします。
1,貴殿は小生が昨年8月に産経新聞に書いた記事について、「外務省と相談して産経に寄稿したと、関係者から聞きました」と発言されています(p.169)。これは全く事実に反することで、唖然としています。小生がマスメディアに私見を述べる際には、例えばかつて産経新聞に野中自民党幹事長への公開書簡を書いたときも、またプーチン大統領が一回目に訪日したときに私見を述べたときも(2000年8月、9月)、私と共に対露交流に最も深くかかわり、日常的に接している安保研のメンバーすらも一切相談していません。したがって末次氏をはじめとする安保研のメンバーは、記事が掲載されて初めて私が書いたことを知ったほどです。マスメディアでの発言に関しては、自らの責任において自らの見解を書くこと、他の人物や機関の意向を決して代弁しないこと、これは私が基本的な原則として貫いていることです。この原則を捨てた場合、物書きとしての生命は終わるというのが、私の信条です。貴殿の発言は、物書きとしての小生の名誉を著しく傷つけるものです。この発言の証拠を示されることを求めます。
2,貴殿は秋野基金の問題に関して「袴田先生にしてもこのような形で公金を支出させる工作に加担する必要はなかったはずです。民間人なら、外務省と結託せずに正々堂々と政府を批判すべきです」と発言されています(p.169)。民間人の私にとって、外務省も総理官邸もまさに「政府」であり、貴殿が述べられている東郷欧亜局長への私たちの抗議は、まさに正々堂々とした政府批判に他なりません。外務省への抗議が、なぜ政府への批判とならないのか、説明を求めます。
また、秋野基金に関する決定権が政府内の外務省欧亜局長にあるのか、官房副長官にあるのか、民間人にとって全く与り知らないことです。我々が抗議した東郷欧亜局長から、決定権は鈴木氏にあるので鈴木氏に話すようにと言われたので、この責任者の言に従っただけです。それが、なぜ「外務省と結託」したとか「工作に加担」ということになるのか、説明を求めます。
草々
● 大室弁護士を通じた回答
袴田茂樹先生
平成17年11月24日
     鈴木宗男代理人     
弁護士 大室征男
回答書
先生からのFAXによる送信文書は、早速鈴木宗男に伝えました。
鈴木より、
1,先生の産経新聞の記事に関する点は、週刊文春を再確認していただければ判明することですが、鈴木の発言ではなく、この点については、鈴木よりコメントとすることはないとのことです。
2,秋野基金の点については、鈴木の認識は週刊文春の読上のとおりですが、御異論があるのであれば、先生と鈴木、そして佐藤優の三名で公開の席で鼎談をして、事実関係を公にすることが一般の皆様にも先生の認識と鈴木の認識の相違が明らかとなり、理解を得られるようになると申しております。
公になるような鼎談の場は、鈴木側で提供しますので、是非参加されたくお願いをします。
とのことです。
以上を先生からの11月23日付書面に対する回答と致します。
以上
以上の回答に対し、11月25日、袴田茂樹先生から再度以下のファックスがありました。
● 袴田茂樹先生からのファックス
2005年11月24日
大室征男殿
袴田茂樹 HAKAMADA Shigeki
冠省
 回答を受け取りました。
 1,については、了解しました。
 2,の鼎談のご提案について、回答いたします。
 見解や立場、信念の異なる人との公開の場での対談、鼎談は私の大いに歓迎するところです。また事実関係を明らかにするための議論も、大いに歓迎です。ただ、最低限の条件があります。それは、知的に誠実であるということです。(誤解や思い違いは、全く問題にしません。)
 残念ながら、佐藤氏に関しては、『国家の罠』の小生に関する部分を読み限り、この最低限の条件さえも全く満たしていません。鈴木氏に関しては、以前私が抗議文を送りましたが、都甲大使の人事云々に関する発言も、全く架空のことで、鈴木氏がそのことは一番よくご存知のはずです。率直に言って、あの文を鈴木氏が書かれたとは、今も私は信じていません。
 以上で、回答とさせていただきます。
以上です。
私としては、是非とも佐藤さんを交え鼎談したく、袴田先生の出席をお願いする次第です。
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2005年11月26日 | Weblog
ムネオ日記
2005年11月25日(金)
 8時から朝食会の講師を頼まれ、1時間講演する。選挙の分析、私の事件に関すること、日ロ首脳会談、新党大地について話をさせて戴く。84回も続いている勉強会だけあって、皆さん熱心に耳を傾けてくれ、かつ質問も多岐にわたった。鈴木宗男の人となりは理解戴けたと思う。
 議員会館に入り、陳情を受ける。帯広・北見両市長はじめ、私の故郷足寄、陸別、本別の町長さん、議長さん、助役さんが予算の陳情に来られる。故郷談義をしながら、小さい頃を想い出す。「大誉地(およち)」の人は元気だろうか、寒くなってくるのでくれぐれも身体に気をつけてと、懐かしい人の顔が一瞬脳裏をかすめながら、故郷は有難きかなとつくづく感じる。
 今日も週刊誌の取材を受けながら、4年前のあのバッシングはなんだったのだろうかと考える。権力闘争の行き着く先はと、ゾッとしながら、正直に信念を持って生きていこうと自分自身に言い聞かせる。
 15時半から「毎日出版文化賞贈呈式」に出席。佐藤優さんの『国家の罠』が特別賞を受ける。紺のスーツに身を固めた佐藤さんの姿は神々(こうごう)しく見えた。そして特別賞受賞を、本当に嬉しく思う。
 今年は思いがけぬ解散総選挙で、私も国政に復帰することが出来たし、佐藤さんも高い評価を得る本を出されたし、私達にとって意義ある、重い年である。佐藤さんのお母さん、奥さんのご両親、久しぶりにマスコミのお歴々にお会いしながら、晴れやかな席で佐藤さんの笑顔をみてホッとした思いである。佐藤優さんの能力を思い知らされながら、私は人生出会い、佐藤さんと出会えて良かった、国益を考えて行動したことに一点の曇りも間違いもないと確信しながら、気持ちの良い会に出席出来て心地良かった。
 夜は旧知の現役記者と懇談。外務省のこと、政局のこと、それぞれの考えをぶつけながら懇談する。生の話をきけることは、とても新鮮で参考になる。
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2005年11月25日 | Weblog
ムネオ日記
2005年11月24日(木)
 7時55分高知発で帰京。高知も良い天気だったが東京も良い天気で、なんとなく気分が良い。自然の加護に感謝したい。
 今日もマスコミ取材が3件も入る。昼過ぎには旧知の中東の国の元大使が挨拶に来てくれる。義理堅さにおいては人にも組織にもよるが、外国人の方がしっかりしている面があり、日本人も学ばなくてはならないと思う。
 夜も会合4カ所。国会議員の席、経済界の席、週刊誌の席、ロシア関係者の席とハシゴする。皆さんよく知っている人なので、事情は理解してくれ、助かる。どの席でも興味深いお話を聞くことができ、情報の大事さを教えてもらった思いだ。
 耐震強度偽造問題で、国交省が「イーホームズ」に立ち入り検査を始めたと夕刊に出ているが、この問題が表面化してから何日経つだろうか。遅すぎる対応と思うのだが。「国の指定確認検査機関『イーホームズ』の検査マニュアルに国土交通省で義務づけている『認定書添付の確認』がはっきり記されていないなど、内容が不十分だった疑いがあることが同省の調べで分かった。(毎日新聞夕刊1面)」
 監督官庁の責任はないのか。規制緩和、民に委ねた結果の齟齬(そご)はないのか。多面的に検証しなくてはならない。国民生活を守る上でも、しっかりした結論を出してほしいものである。
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2005年11月24日 | Weblog
ムネオ日記
2005年11月23日(水)
 午前中、週刊誌、夕刊紙の取材。いずれも質問主意書に関するものだが、ムダ、厚遇を当たり前と思っている外務省に対して、多くの声が寄せられるので取り上げるとのこと。これだけでも、国民への情報開示は良かったと思う。
 お昼、北大の山口二郎先生と懇談。選挙後2回目になるが、最近の政局、世論の動向について、興味深いお話を承った。
 13時45分発で高知へ。私の後援会の会合に出席。高知でも心ある人達が支えてくれる。人間関係とは有り難く、大事なことである。
 昨日の夜、ロシア大使館の高官、ロシアから来ている大学関係者と意見交換する機会があった。今回の首脳会談についても触れたが、私と同じ認識である。ロシアの度重なるシグナルに応えてこなかった日本側、何よりも信頼関係が乏しいことがよくわかった。昨年7月18日の朝日新聞にでた政府新方針、これがロシア側を硬化させるマイナス要因になった。路線破綻であり、きちんと責任をとるべきである。
 昨年9月2日、日本が無条件降伏した日に、小泉総理に北方領土を視察させた外務省。今年に入って、日ロ修好150年の節目の年と外務省は言いながら、2月7日北方領土の日に何もアピールしなかった。5月の対独戦勝記念式典に、当初出席しないと総理は言ったが、結局行かせた外務省。1つ1つ検証していくと、間違いなく路線破綻であり、戦略がなかったことがはっきりする。
 また、昨夜の会合で、外務省ロシア担当幹部が私に関してもとんでもない発言をしていることがわかり、大変参考になった。外務省内だけの忌避ではなく、ロシアにも私を忌避しろという外務省対ロ関係幹部は、大した胆力の持ち主である。その力・エネルギーを、なぜ外交に活かさないのか不思議である。
 国益の観点から、しっかりした仕事をして戴きたい。国民の血税を使って仕事をしているのであるから。
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2005年11月23日 | Weblog
ムネオ日記
2005年11月22日(火)
 8時過ぎから議員会館に出て書類整理。
 7時過ぎ、みのもんたさんの「朝ズバ」に日ロ首脳会談についての私のコメントが流されたので、テレビをみた人から早速反応が来る。日ロ首脳会談で北方領土問題につき進展はなく、私が懸念、心配していたとおりの結果なので、連絡・問い合わせしてくる方々は私の考えを理解し、同調してくれる。
 それにしても、外交の専門家たるロシア担当者の最高の出番なのに、何の成果も得られなかった事実を、国民にどう説明してくれるのだろうか。「鈴木宗男マニュアル」なるものを作った知恵・エネルギーを、なぜ対ロ外交にも生かせないのか不思議でならない。
 昨日も書いたが、来年は56年宣言から半世紀、大きな節目の年だ。来年の小泉首相の訪ロに向けて、今から最高の戦略・戦術を持って、北方四島の現実的解決に向けて行動して欲しいものである。
 午後からテレビ朝日の「ドスぺ!」収録。26日午後7時から1時間の放送で、今日3時間収録したのを1時間に編集するわけだが、どの部分が使われるのか、どんなつくりになるかはテレビ局側の判断なので、まな板の鯉の感じである。
 耐震強度偽造問題がテレビ・新聞で大きく取り上げられているが、国民の生命・財産に関わる話で、他人事ではない。規制緩和の大合唱の中での弊害が出ている面もあるので、行政の果たす責任の重みを考えなくてはならない。
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