鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2005年11月14日 | Weblog
ムネオ日記
2005年11月13日(日)
 道南の檜山管内江差町挨拶廻り。13時から乙部町国政報告会。町長さんはじめ、多くの人が足を運んで下さる。2時間半懇談したが、出席者も直接の会話、やりとりに感謝してくれる。
 18時から合併になった新瀬棚町で国政報告会。日曜日の夜にもかかわらず、旧北檜山町、大成町、瀬棚町から関係者が集まってくれる。北海道を歩いていると各地とも大変だが、特に道南は政治を必要としている所である。私なりに出来るだけの協力をして参りたい。
 北海道新聞1面に、北大と北海道新聞で北方領土問題意識調査の数字が出ており、興味深い。「道内は大半の市町で70%前後の住民が『四島返還』の立場を守るべきだと答えたのに対して、返還運動の先頭に立ってきた根室市は『四島返還』支持は56%にとどまり『見直すべきだ』が42%に上がった。一方ロシア人島民の61%は日本への領土返還に反対を表明し、7年前の同種調査と比べ返還反対論が強まっていることがわかった」と書かれている。質問が「四島返還の立場を支持しますか」というもので、この質問だと「支持」と答えるのが当然だろう。どうやったら「四島返還」が実現できるのかを問うこともあわせてしたら良かったのではないか。
 冷戦時代の頑なな原理原則論で、四島の返還が出来るのか、よく考えていきたいものである。戦後60年経って、島が一つも帰ってこない現実を、元島民は高齢になり人生先は長くないことを思うとき、空想的解決論を言うのではなく、現実的解決論を言うのが国益ではないだろうか。外交の専門家たる外務省が、四島の帰属を確認するにはどのようなアプローチが現実的か、また、ロシアの過去のシグナルに対するしっかりした分析を小泉首相に伝え、その上で小泉首相が歴史的決断をすべきでないか。せっかくの首脳会談であり、その成果を期待したい。
鈴 木 宗 男
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