月刊プリンセスにて連載中(?)
大陸片隅の小国 ベアゾル王国の姫プリムラはある日、
幼い頃自分に仕えていた薬師アルジャンと再会する。
銀の髪に美しい容姿をした彼は、あらゆる毒と薬を自在に操り
どんな病も治してしまう天才薬師だった。
アルジャンは『毒を以って毒を制す』。
幼少期より毒を食し、毒の知識と技を仕込まれた
暗殺用の人間兵器・バジリスクである。
そのため、彼には毒が効かない。
その能力を買われ、プリムラの毒見役としてひと時を過ごした。
だが、ある事件によりプリムラは彼を城から逃がす。
そしてアルジャンは、その能力を『人を生かすこと』に使うことを決め、
薬師となった。
その生い立ち故、アルジャンの体はそれ自体が猛毒。
人はおろか、植物さえ、彼が触れればその命を奪ってしまう。
許されないと分かっていても、互いに惹かれあうアルジャンとプリムラ。
二人の恋の行方は……。
というのが、大体のあらすじ。現在3巻まで発売中。
『体が毒』というフレーズに惹かれて読んでみたのだが、
期待してたほどの超人っぷりではなかったなというのが正直な感想。
毒が効かないと言っても、「全然平気♪」って訳ではなく、
解毒にはかなり苦痛が伴うようだし、それなりの副作用にも見舞われるらしい。
ベアゾル国王と共に脱出するシーンでは、人間兵器としての能力が垣間見えてたな。
あーいうのが、もっと描写されればよいのに…(←所詮少年漫画好きか;)
ベアゾル国王の狡猾さやプリムラ姫との絆など、人物関係の描写は上手いと思う。
この物語には、完璧な人物は登場しない。
かつてアルジャンを導いたプリムラも 王位継承者としての自分に悩み、
薬師として彼女を守ると決めたアルジャンも、彼女への思いに悩む。
アルジャンとプリムラの出会いや、過去に何が起こったかというのは
2巻までを読めば十分。
3巻からは、隣国からプリムラへの求婚者が登場したりと
王位継承者としてのプリムラにスポットライトが当たっていく。
その中で、アルジャンとプリムラの関係がどう変わっていくかが
これからの主軸になっていく…のかな。
巻末には、作中に登場した毒と薬の解説が載っていて、
ちょっとした雑学知識を手にすることができる。
姫と家臣の禁断の恋!(ってわけじゃないけど)というフレーズに惹かれる人にはよいかも。
大陸片隅の小国 ベアゾル王国の姫プリムラはある日、
幼い頃自分に仕えていた薬師アルジャンと再会する。
銀の髪に美しい容姿をした彼は、あらゆる毒と薬を自在に操り
どんな病も治してしまう天才薬師だった。
アルジャンは『毒を以って毒を制す』。
幼少期より毒を食し、毒の知識と技を仕込まれた
暗殺用の人間兵器・バジリスクである。
そのため、彼には毒が効かない。
その能力を買われ、プリムラの毒見役としてひと時を過ごした。
だが、ある事件によりプリムラは彼を城から逃がす。
そしてアルジャンは、その能力を『人を生かすこと』に使うことを決め、
薬師となった。
その生い立ち故、アルジャンの体はそれ自体が猛毒。
人はおろか、植物さえ、彼が触れればその命を奪ってしまう。
許されないと分かっていても、互いに惹かれあうアルジャンとプリムラ。
二人の恋の行方は……。
というのが、大体のあらすじ。現在3巻まで発売中。
『体が毒』というフレーズに惹かれて読んでみたのだが、
期待してたほどの超人っぷりではなかったなというのが正直な感想。
毒が効かないと言っても、「全然平気♪」って訳ではなく、
解毒にはかなり苦痛が伴うようだし、それなりの副作用にも見舞われるらしい。
ベアゾル国王と共に脱出するシーンでは、人間兵器としての能力が垣間見えてたな。
あーいうのが、もっと描写されればよいのに…(←所詮少年漫画好きか;)
ベアゾル国王の狡猾さやプリムラ姫との絆など、人物関係の描写は上手いと思う。
この物語には、完璧な人物は登場しない。
かつてアルジャンを導いたプリムラも 王位継承者としての自分に悩み、
薬師として彼女を守ると決めたアルジャンも、彼女への思いに悩む。
アルジャンとプリムラの出会いや、過去に何が起こったかというのは
2巻までを読めば十分。
3巻からは、隣国からプリムラへの求婚者が登場したりと
王位継承者としてのプリムラにスポットライトが当たっていく。
その中で、アルジャンとプリムラの関係がどう変わっていくかが
これからの主軸になっていく…のかな。
巻末には、作中に登場した毒と薬の解説が載っていて、
ちょっとした雑学知識を手にすることができる。
姫と家臣の禁断の恋!(ってわけじゃないけど)というフレーズに惹かれる人にはよいかも。