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月輪寺  山腹に建つお寺  天台宗

2015年11月14日 12時18分42秒 | 寺院

斜面に建つ お寺

シャクナゲ

貴重な湧水

このホンシャクナゲは愛宕山中の月輪寺境内の斜面上に生育しています。付近は、表土の薄い、貧栄養の土壌で占められ、近くには湧水もあり、本種の生長に適した環境になっています。境内の周辺は日当たりのよい、土壌の肥沃な斜面で、植林地や落葉広葉樹林が広がっており、シャクナゲのような低木が生育できる場所は境内の一部分に限られています。ホンシャクナゲは根元で幹が分岐し、株立ちしいています。枝は密に混じりあい、一連の樹幹を形成しており、およそ10m×8mの範囲に広がっています樹高は、いずれも4m前後も根元幹周は最大で46㎝あります。貧栄養の土壌という生育環境が大きく制限されている場所にもかかわらず、生育状態も良好で、大きな樹冠を形成しているものとして貴重なものです。

3000回は すごい  

 

 

 

月輪寺

「つきのわでら」 ともいう

愛宕山の支峰大鷲ケ峰の山腹にあって、鎌倉山と号する天台宗延暦寺派の寺です。

法然上人25霊場の第18番目の札所である。

寺伝によると、天応元年(781)慶俊僧都の開基と伝え、

寺名は地中から掘り出された宝鏡の背面に刻まれていた「人天満月輪」の銘によっている。

その後、空也上人も当寺に参籠したといわれ、

境内の清泉龍女水は、上人と清滝龍神の話を今に伝えている。

平安時代の末期には、公卿の九条兼実が当地に隠棲し、

法然上人親鸞聖人兼実を訪れた際、

3人がそれぞれ刻んだといわれる自身の像が三祖像として残っている。

また、本堂前の時雨桜は、別離を惜しんだ親鸞が手植えしたものといわれる。

宝物殿には、千手観音立像、阿弥陀如来坐像、伝善哉童子立像、竜王立像、

11面観音立像、聖観音立像などの平安時代の木像群や、

空也上人立像、伝九条兼実坐像(いずれも鎌倉時代)などの重要文化財を安置している。

また、シャクナゲの名所としても知られ、京都市の天然記念物に登録されている。

京都市

 

本堂

 

御三方  祖師堂

 

 

 

 

寺宝物

 

 

 

時雨桜   向こうのお堂は  御三方  祖師堂

 

社務所

 

向こうにあるのが 宝物館

 

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