石田梅岩(梅巌,1685~1744)は,丹波の農家出身で上洛して商家に奉公する傍ら,
独学で平易な町人哲学を確立した。これを石門心学という。
享保14(1729)年,車屋町御池上るの自宅に講席を開き心学の普及に尽力した。
この石標は元文2(1737)年に最初の講義の地から移転して講席を開いた石田梅岩邸宅の跡を示す。
大正五年五月建之 京都市教育会
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