#1324 新色お試し（３）黄色

#1322・#1323の続き、新色絵の具の試し塗りです…

上の黄色群のうち左４色が新色です。
PY110のだいだい色っぽい黄色と、PO48+PY150の焦げっぽい黄色は面白い感じです。
PY154とPY175は癖のない補助黄色としてどちらか一つあれば良さそうです。

右２色は表向きは変わっていないようでこっそり成分が変わっていた、ガンボージノーバ（旧PY153+154、新PY154+150+110）です。
廃番になったインディアンイエローの後継候補でしたが、色がおとなしすぎていまいち期待はずれでした。
実際に試してみなくてはわかりませんが、ガンボージノーバ（新）より（旧）の方がまだ、わたしの好きな感じです。無くなる方の色が好きと言っても意味がありませんが…

そして、右から３列目がメイン黄色として使っていたけれど廃番になってしまったインディアンイエローです。
#1320で「わりと妥協した黄色でしたし、すぐに代替絵の具も見つかりそうなのであまり悲しくない」と書きましたが、完全に撤回します。

インディアンイエローを主力として採用した理由は、「この黄色が好き」よりも、ほかの強力な主力色（赤・青）との力関係を重視したことによるものです。「わりと妥協した」というのはそう言う意味です。

けれど、この色を使い続けて五年…。当たり前のように使っていてありがたみが薄れてしまったのかも知れません。
改めて他の黄色と並べてみて色の良さに驚きました。
実はかっぱさんの髪の毛の色はこの絵の具一色だけで済んでしまう優れものです。

いなくなって初めて大好きだったことに気が付いたような、そんな気分です。

インディアンイエローの絵の具はまだしばらく在庫が持ちそうですが、無くなったときのための代替色は見つけておかなくてはいけません。

やっぱり黄色が一番の難題のようです。そういえば以前、インディアンイエローに落ち着く前もメイン黄色を決めるのに苦労した記憶が…
ホルベイン以外のメーカも探してみます。


追伸
肉眼だと全然違う黄色なのに、パソコン画面上だとあまり差がないですね。
紙の上では「焦げっぽい黄色」がパソコン画面上ではぜんぜん焦げっぽくない！