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このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#1679 馬を描くのじゃ!(1)

2013年12月20日 | らくがき姫
紅葉「馬の絵を描くことにしたのじゃ」
猪重「ほう、それは結構なことでござります。完成の暁には武運長久の縁起物として家宝にもなりましょう」
紅葉「うむ、そういう訳じゃから、馬を持って参れ」
兎影「へ?」
紅葉「へ、じゃない、馬じゃ。馬を見ながら描くのじゃ」
兎影「それは、ええと…」
亀十郎「た、ただいま準備いたしますゆゑ、しばしお待ちを」


亀十郎「姫さま、お待たせしました。馬にございます」
紅葉「おお、これは立派な馬じゃ! ずいぶんと描き応えがありそうじゃの!」


紅葉「…などといって、喜ぶとでも思ったか! こんな隠し芸みたいな仮装では子供だましにもならぬのじゃ!」
亀十郎「あ、やっぱり?」
紅葉「冗談はもうよいから、本物の馬をもって参れ!」
亀十郎「されど、姫さま、わが国には馬を購入するお金などありませぬゆゑ…」


カッパ「そういうときはレンタルするがお。一時絵に描くだけなら買う必要はないがお」
紅葉「おお、さようか。かっぱさんは物知りじゃのう!」


兎影「もしもし、モデル派遣会社ですか? 馬を一頭お願いしたいのですが…いえ、馬面の人ではなく、ふつうの馬のモデルを…ええ…」


兎影「…で、来たのがこの…」
カッパ「馬面の人がおね…」
紅葉「なんじゃ、この、やたらと態度の大きい馬面は…。わらわはこんなの絵に描きとうないぞよ」


紅葉「ひえ~! モデルチェンジじゃ~!!」

【意味不明のまま次回へつづく…】