このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#682 明るい木

2008年06月12日 | 透明水彩
水彩らくがきです…

緑色の研究
「このはグリーン」の開発は、「#673 木」と「#674 木(2)」でほぼ完成の域に達したと見なして(?)、新しい色に挑戦してみました。

黄色はいつもの色で、青だけ試しに違う色で…

今まで使ったことのない色です。

その結果…明るすぎる
地味で暗い色が好きなわたしには、使えなさそうな感じの色です。

…そこがわたしの絵に決定的に足りない部分だと思うのですが…無理っぽい?

がんばって活路を見いだす方が良いのかな?

今は冒険を楽しむほどの元気がないです。

#681 高校生日記(13)

2008年06月12日 | 思い出話
昭和○○年3月中旬…
中学校の卒業式の次の日が、公立高校の合格発表でした。

発表の朝、バスで高校前に行き、貼り出された合格者名簿を見ました。
すぐに自分の名前を見つけましたが、特に何の感情も浮かびませんでした。
わたし以外に人影はなく、静寂だけがありました。

当時のわたしは将来に対して全く期待もなく、心を閉ざしたまま時の過ぎるのをじっと待っていただけでした。
受験勉強もしませんでした。
定員割れをしていましたし、特に強く進学を希望したわけでもなく、なんとなく川に流されている感じでした。

川に流されていると言っても、おぼれているわけではなく、むしろ静かに川底に沈んでいくことを望んでいるのに、沈むことなくぷかぷかと浮きながら、ただ下流へ流されてゆくだけ…
無感覚で、水の冷たさすらも感じられない…

当時の日記には
「高校へ行くのに1時間かかった。
自分の名前は1秒で見つけた。
しかし、帰るためにまた1時間をかけなければならなかった」
と書いてあるのみ。

けれども、この高校に進学できたことは幸いでした。
少なくとも、小学校・中学校と続いた暗黒の時代は終わったのです。

(つづく)