KONASUKEの部屋

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ムネアカオオアリ女王20200612

2020年06月20日 | ハチ目
ムネアカオオアリの女王アリ。

普通、ムネアカオオアリは、胸部~腹部第1節の基部は赤色なんですが。
個体によっては、「胸赤」なのに真っ黒な黒化型さえいるとのこと。
この個体を撮った時も、アリだとは思わず、クモバチの仲間かと思ってました(笑)
デカいし、腹に斑紋があるし。

ところでムネアカオオアリの女王、ネットでは数千円するようですね。
いやはや・・・(笑)

分類:ハチ目アリ科ヤマアリ亜科オオアリ属
体長:働きアリ7~12mm、女王アリ約20mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地(山地に多い)
成虫の見られる時期:4月~10月
エサ:他の昆虫、甘露
その他:黒色で、胸部~腹部第1節の基部が赤褐色。
    色彩には変異があり、体が黒ずむものや、赤色部が完全にない黒化型も時に見られる。
    触角や脚は比較的長く、胸部背縁は緩やかに弧を描く。
    クロオオアリと並んで、日本最大のアリ。
    森林に見られ、朽木や木の根元などに巣を作る。
    単女王制で数千個体の働きアリがいる。
    頭部が発達した兵アリがいる。
    羽アリは秋に羽化し、翌5~6月の雨あがり、昼~17時くらいにかけて結婚飛行を行う(山地では8月まで)。
    卵は黄色っぽくて細長く、1~2mmくらい。
    幼虫は細長くて白っぽく、頭の方がカギ状に曲がっている。
    繭は細長くて白っぽい。
    女王アリは、自らの翅を動かす筋肉を分解して、最初の幼虫に与えて子育てする。
    最初の働きアリは小さい。
    女王アリの寿命は10年~20年と言われる。
    新女王の誕生には、6~7年かかると言われる。
    トゲアリに巣を乗っ取られる。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   アリハンドブック(文一総合出版)
   Wikipedia
   ムシミル
   こん虫ずかん
   日本産アリ類画像データベース


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (suimaruhakase)
2020-06-20 08:34:54
ピーーー!
これ欲しいーのよぉ。
でもここら辺には居ないのよねぇ。

玄関にクロオオアリとムネカアを並べるのが夢。
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すい丸さんへ (KONASUKE)
2020-06-20 09:49:39
コメントありがとうございます。
両横綱揃い踏みですな(笑)
ノウハウがあればねぇ、送れるんだけど。
KONASUKEがいる笠間市は盆地だから、山の麓に行けば、それなりに居ますね。
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Unknown (kazuyoo60)
2020-06-20 12:01:12
ムネアカオオアリ、多分であってないと思います。大きめの黒い蟻は見ています。無毒だそうですね。蟻を飼われるのですか。理解を越えますが、奥深い世界なのでしょう。
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kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-06-20 23:52:41
コメントありがとうございます。
山にいるアリなので、街中では見かけないと思います。
アリを飼う方は結構いて、キットも売っていたりしますよ(笑)
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