KONASUKEの部屋

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ネグロフトメイガ20210808

2022年01月23日 | チョウ目
ネグロフトメイガ。
緑色を帯びている様子はないので、ネグロフトメイガとみました。
(ミドリネグロフトメイガは緑色を帯びる。)
前翅外縁の黒褐色帯が薄いのが気になりますが。
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2の画像も薄くなっている個体が複数、見られるので。
新鮮な個体は濃厚で、擦れた個体は薄くなる、ということなんでしょう。

触角の付け根から腹部にまで届く、黒い突起物が見られるので、♂ですね。

①前翅基部:黒褐色
②前翅外縁沿い:黒褐色帯は発達し濃厚、緑色を帯びない
③前翅中央:淡黄色
④腹部背面:前翅と同じ配色
⑤黒褐色鱗に覆われた突起物:♂のみ、触角基部~腹部背面に達する

別名:
コネグロフトメイガ
分類:
チョウ目メイガ科フトメイガ亜科
翅を広げた長さ:
20mm
前翅の長さ:
8~10mm
分布:
北海道、本州、四国?、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~8月
蛹で冬越し?
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・オニグルミ、アサダの葉
※ツノハシバミの葉も食べる?
その他:
前翅基部と外縁沿いは黒褐色で、中央は淡黄色。
腹部背面も前翅と同じ配色。
前翅外縁に沿った黒褐色帯は発達し、濃厚で、緑色を帯びない。
(ミドリネグロフトメイガは発達が悪く、斑点が弱く出て、後縁近くが緑色を帯びる。)
♂は、触角基部から、黒鱗に覆われた長い突起物が伸び、腹部背面に達する。
♀は頭部に黒褐色鱗が生えている。
腹端を持ち上げて止まることが多い。
数は少ないという。
灯火にも飛来する。
植樹の葉を複数貼り合わせて、集団で摂食する。
終齢幼虫の体長は約15mm。
土中で蛹化する。
参考:
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
富山県産蛾類博物館
北茨城周辺の生き物
J-STAGE
フォト蔵
センスオブワンダふるイモムシケムシ
あおもり昆虫記
四国産蛾類図鑑
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察


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