KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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ヨモギエボシタマバエ虫こぶ220601

2023年05月02日 | ハエ目
ヨモギハエボシフシ(蓬葉烏帽子五倍子)。
ヨモギエボシタマバエの虫えい(虫こぶ)です。
ヨモギの葉に、赤っぽい烏帽子のような、先の尖った虫こぶができます。

これはまだ、比較的小さい方ですね。
さらに先が尖って、烏帽子っぽい形になります。

中にハエの幼虫がおり、蛹化、羽化して、成虫が出てきます。
まだ幼虫や成虫の姿は確認していないので、今後の課題ですね。

分類:
ハエ目カ亜目ケバエ下目Sciaroidea上科タマバエ科Cecidomyiinae亜科
体長:

分布:
北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:

越冬形態?
エサ:
成虫・・・?
幼虫・・・ヨモギの主に葉
その他:
ヨモギに寄生する。
幼虫が寄生した部分(葉脈上)に、円錐形の虫えいが形成され、ヨモギハエボ(ウ)シフシ(蓬葉烏帽子五倍子)、ヨモギハツボフシ(蓬葉壷五倍子)と呼ばれる。
葉の表裏に形成されるが、時に花や葉柄にも形成されることがある。
円錐形の直径は約1.5~4mm、高さ1.5~8mm。
表面は淡緑色だが、日の当たる部分に紫紅色の斑が入り、成熟すると全体が紫褐色となる。
全体に白い毛が生える。
似たものにヨモギハヒメエボシフシ(蓬葉姫烏帽子五倍子)があり、ヨモギヒメエボシタマバエが形成し、より小さく先端が細く尖る。
幼虫の体色は黄色。
虫えい内で蛹化するのか、あるいは時に円錐形の頂部から出て蛹化するのか、両方の記述が見られる。
羽化した成虫は、ヨモギの茎上部の柔らかい葉、花茎、総苞片などに産卵する。
参考:
そらいろネット
岐登牛山彩々
ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界
新ひむか昆虫記
昆虫エクスプローラ
松江の花図鑑
ミヂカガク
日本生態学会
こんなものを見た
昆虫のヒミツ

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