KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ヒオドシチョウのサナギ

2017年05月30日 | チョウ目
ここんとこ、エノキの木を気を付けて見ていたんですよ。

と、いうのも、5/24に、こんな蛹の抜け殻を見つけていたので。
アカボシゴマダラとか、ゴマダラチョウとか、オオムラサキとかの蛹がないか、と思って。

したら今朝、こんな蛹が。

こ、これは!?

も、もしかして!?
ヒオドシチョウの蛹じゃぁないですか!

今年の5/3、つつじ山で翅の裏だけ撮って逃げられて以来、ウォンテッドしていたヒオドシチョウちゃん!
速攻、拉致って来ましたよ(笑)
でも、オレが居ない時に限って羽化しちゃうんだ、きっと(泣)
ちょっぴりペシミストなKONASUKEです(笑)

名前にある「縅(おどし)」ってのは、アレですよ。
日本の鎧の、鉄の板(小札:こざね)を繋ぎ合わせる緒(お)、要するにヒモ。
翅の表が、緋色の縅(おどし)のようだから、ってことらしいっすよ。

分類:チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
翅を広げた長さ:60~70mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   山で見られる。
成虫の見られる時期:3~10月(成虫で冬越し)
 冬越しした成虫が産卵し、新成虫が見られるのが6月。
 それから一旦は姿を消し、再び10月頃から活動を再開すると言われ、その間、どこで何をしているのか、まだ生態に謎が多い蝶。
エサ:成虫・・・花の蜜、腐った果実
   幼虫・・・エノキ、ハルニレ、オヒョウ、ケヤキなどのニレ科、ネコヤナギ、シダレヤナギなどのヤナギ科の植物の葉
参考:ポケット図鑑 日本の昆虫1400①チョウ・バッタ・セミ(文一総合出版・刊)など

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