KONASUKEの部屋

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ナカキノメイガ20210808

2022年01月19日 | チョウ目
ナカキノメイガ。
資料が少ないです。
個体数が少ないのかも。
「虫ナビ」によると、エサがガガイモとのことで、そもそもガガイモがそんなに多くないのかも。

タイワンモンキノメイガに雰囲気が似ていますが。
後翅の模様と、縁毛の色が違います。
ナカキノメイガ:後翅に柄杓模様はなく、縁毛は斑にならない
タイワンモンキノメイガ:後翅に柄杓模様があり、縁毛は斑

①外横線:太い
②外縁の暗褐色部
 ⓐ外縁沿いに斑紋はない
 ⓑ外横線のすぐそばまで延びる
③後翅:柄杓模様はない
④縁毛は斑にならない

RDB:
群馬県・絶滅危惧Ⅱ類
分類:
チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科
翅を広げた長さ:
18~23mm
前翅の長さ:
10mm
分布:
本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
6~9月
越冬形態?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・ガガイモの葉
その他:
地色は暗褐色で、黄色の斑紋がある。
外縁沿いに斑紋はなく、暗褐色部は外横線のすぐそばまで延びる。
(ハラナガキマダラノメイガは外縁沿いに斑紋がある。
クロズノメイガは外横線がより細く、外縁沿いの暗褐色部が少なく、外横線から離れている。)
タイワンモンキノメイガにも雰囲気が似ているが、本種の後翅の模様は柄杓状にならない。
また、タイワンモンキノメイガは縁毛が斑。
(「我孫子の蛾」にある「タイワンマダラノメイガ」は、「タイワンモンキノメイガ」の誤りであろう。)
灯火にも飛来する。
数は少ない?
幼虫は食草の葉を数枚、筒状に巻いて、内部より摂食する。
参考:
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
富山県産蛾類博物館
北河内昆虫記
YAMKEN明石の蛾達
多摩蛾廊
日本のレッドデータ検索システム
フォト蔵
舞岡公園の自然2
我孫子の蛾


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