KONASUKEの部屋

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ハグルマエダシャク20210610

2021年12月06日 | チョウ目
ハグルマエダシャク。

①前翅前縁・胸部前方:暗褐色
②同心円状の褐色斑紋
③外横線:淡褐色帯が不規則に途切れる
④黒点

分類:
チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:
26~34mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~7月(年1化)
幼虫(齢数不明)で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜など
幼虫・・・イヌツゲ、アオハダ、ソヨゴ、ウゴツクバネウツギ、ツクバネウツギ、ハナツクバネウツギ(アベリア)の葉
その他:
同属は触角も腹部も長い。
同属種より大型。
斑紋と色調に若干の個体変異がある。
クロハグルマエダシャクに似るが、斑紋が異なる。
(クロハグルマエダシャクの方が翅色が濃い。)
前翅前縁から胸部前方にかけて暗褐色。
翅の地色は淡黄色で、同心円状の褐色斑紋が散りばめられた翅を持つ。
外横線は、淡褐色の帯が不規則に途切れる。
前後翅に黒点がある。
灰色を帯びた赤褐色または黄褐色点や短条を密布する。
前翅の内横帯や外横帯がハッキリするのは、淡色の個体に限られる。
♂の触角は櫛歯状、各小節腹面櫛歯のあいだから小葉片状の突起が出る。
♀は微毛状。
普通種で、個体数も多い。
樹林と林縁、公園、郊外の人家の庭などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
幼虫は体の太短いシャクトリムシ。
終齢幼虫の体長は約21mm。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
暁の蛾類図鑑
自然観察雑記帳
YAMKEN明石の蛾達
あおもり昆虫記

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