KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ハグロフタオビドロバチ?20200830

2020年11月23日 | ハチ目
ハグロフタオビドロバチ?
腹の黄帯が二本であること、翅が黒っぽいこと、胸の黄色部が前胸背板の前縁しか見られないことから、ハグロフタオビドロバチではないか、と判断しました。
もっと色んな角度から撮れれば、同定の精度を上げることが出来ると思うのですが。

ヤブガラシでノメイガ類の作った巣を覗き込んでいます。
「幼虫は居ないかな?」

飛び去ったあと、巣を開いてみると、糞が大量に(笑)
恐らく、モンキクロノメイガあたりじゃないですかね?

福井県絶滅危惧Ⅰ類
分類:ハチ目 細腰亜目ドロバチ科
体長:17~20mm
分布:栃木県、茨城県、東京都、新潟県、福井県、広島県、山口県、香川県、高知県、愛媛県、福岡県、宮崎県、鹿児島県、対馬で記録がある。

   垂直分布?
成虫の見られる時期:?
          越冬形態?
エサ:成虫・・・花の蜜など?
   幼虫・・・蛾の幼虫
その他:翅は黒ずんでおり、頭楯の黄紋と、前胸背板上の二つの横紋の他は、頭胸部ほとんど黒色。
    胸部後半部は広く窪み、腹部に二本の橙黄色の帯がある。
    頭楯先端はわずかに湾入する。
    ♂の触角先端はカギ状。
    オオフタオビドロバチに似るが、本種では前胸背板前縁がわずかに黄褐色を帯びるだけなので、区別できる。
    オオカバフスジドロバチ(エントツドロバチ)とは、第1背板前方が角ばらず丸みを持つことで区別できる。
    川沿いや里山に多い?
    竹筒や甲虫類が作った朽木の坑道内に、蛾の幼虫を蓄えて巣を作っていると思われる。
参考:福井県レッドデータブック データベース
   虫つれづれ@対馬ⅴ2
   ぼなぱるとのニホンミツバチ飼育とスズメバチ駆除のブログ
   生物情報 収集・提供システムいきものブログ
   茨城大学
   鉢が好き
   neo-country

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オオタバコガ20200827 | トップ | 佐白山紅葉20201121① »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2020-11-23 08:32:30
ドロバチには何度か出会っています。エントツドロバチとオオフタオビドロバチと2種写しています。羽黒なのですね。私が間違って認識していた可能性もです。
返信する
kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-11-24 09:56:31
コメントありがとうございます。
エントツドロバチとオオフタオビドロバチはメジャーな種なので、多くはコレでしょうね。
まだ未記録の県もあるようなので、これからかも知れません。
ハチの仲間は研究が十分進んでいないところがあるので、これからも新たな発見があるかも知れませんね。
返信する

コメントを投稿

ハチ目」カテゴリの最新記事