
アキアカネの未熟なオス。
これから涼しい高地に移動して成熟し、生殖可能になったら平地に戻ってきます。
その頃にはオレンジ色の腹も、赤く染まっていることでしょう。
稲刈り後の田んぼに戻って来たカップルは、交尾。
タンデムしたまま、水面を叩くようにして産卵します。
小学生の頃、運動会シーズンに、グラウンドの水溜りで産卵していたのを思い出します。
田んぼの水溜りに産まれた卵は、泥の中で冬を越します。
翌年、田んぼの水が張られると孵化します。
稲作とともに繁栄してきた虫で、日本人の原風景にもなっていますね。
しかし、2000年頃から、急激に個体数が減っているようです。
夏の間、高地で避暑する習性があるので、農薬散布の影響は受けにくいと思われますが。
最近は、稲の苗に直接、農薬を使うのが主流なので、アキアカネには影響が大きいようです。
また、水田の水を早い時期に抜く農法(中干し)のため、幼虫が成長できないことも原因のようです。
美味しいお米と日本の原風景、何とか両立できないものでしょうか?
分類:トンボ目トンボ科アカネ亜科
体長:32~46mm
分布:全国
平地~山地の止水
成虫の見られる時期:6月~12月初旬
卵で冬越し(水溜りの泥の中)
エサ:幼虫・・・ミジンコ、水棲昆虫、オタマジャクシなど
成虫・・・小型の飛翔昆虫など
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
かたつむりの自然観撮記
これから涼しい高地に移動して成熟し、生殖可能になったら平地に戻ってきます。
その頃にはオレンジ色の腹も、赤く染まっていることでしょう。
稲刈り後の田んぼに戻って来たカップルは、交尾。
タンデムしたまま、水面を叩くようにして産卵します。
小学生の頃、運動会シーズンに、グラウンドの水溜りで産卵していたのを思い出します。
田んぼの水溜りに産まれた卵は、泥の中で冬を越します。
翌年、田んぼの水が張られると孵化します。
稲作とともに繁栄してきた虫で、日本人の原風景にもなっていますね。
しかし、2000年頃から、急激に個体数が減っているようです。
夏の間、高地で避暑する習性があるので、農薬散布の影響は受けにくいと思われますが。
最近は、稲の苗に直接、農薬を使うのが主流なので、アキアカネには影響が大きいようです。
また、水田の水を早い時期に抜く農法(中干し)のため、幼虫が成長できないことも原因のようです。
美味しいお米と日本の原風景、何とか両立できないものでしょうか?
分類:トンボ目トンボ科アカネ亜科
体長:32~46mm
分布:全国
平地~山地の止水
成虫の見られる時期:6月~12月初旬
卵で冬越し(水溜りの泥の中)
エサ:幼虫・・・ミジンコ、水棲昆虫、オタマジャクシなど
成虫・・・小型の飛翔昆虫など
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
かたつむりの自然観撮記

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