KONASUKEの部屋

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オオウスベニトガリメイガ?20200914

2021年01月23日 | チョウ目
オオウスベニトガリメイガ?
キモントガリメイガとの区別が難しく、「?」付きで。
オオウスベニトガリメイガは、「内横線は直線に近い」とされますが、この個体では、前縁付近で曲がっています。
一方、キモントガリメイガは、「内横線は波状、前翅中央に黄色く丸い紋が出る」とされますが、この個体では、内横線の外側に、そのような紋は見当たりません。

ただ、ネット上の画像を見ると、オオウスベニトガリメイガとされる個体の内横線が前縁付近で曲がっていたり、キモントガリメイガとされる個体に黄色い紋が見当たらなかったりするので、決定打に欠ける気がします。

①翅頂は尖り、翅の地色は鮮やかな赤色
②白色帯
③前翅前縁:白黒斑
④内横線:直線的?
 (キモントガリメイガでは波状)
⑤亜外縁線:二重で直線的
⑥前翅中央に黄色の丸紋はない
 (キモントガリメイガにはある)
⑦静止時、後翅を見せ、頭と腹の先を上げた姿勢が多い
 (後翅を見せない場合、前翅内横線は真一文字状に並ぶ)

分類:チョウ目メイガ科シマメイガ亜科
翅を広げた長さ:15~20mm
分布:本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~8月(年2~3化)
          不明
エサ:成虫・・・不明
   幼虫・・・不明(クヌギ、コナラ、クリなどブナ科植物の葉とするサイトもある。)
その他:地色は赤味が強く鮮やか、白い帯模様がある。
    内横線と亜外縁線(二重)は直線に近い。
    (キモントガリメイガでは、亜外横線は直線的だが、内横線は波状で、外側に黄色の円紋がある。)
講談社の「日本産蛾類大図鑑」後に、二種が混じっていることが判明した。
樹林と林縁で見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    静止する時には後翅が見えるように翅を広げ、腹部を持ち上げる姿勢をとることが多い。
(後翅を見せないように静止することもあり、その際には内横線が真一文字になる。)
普通種で個体数も多い。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   昆虫写真図鑑
   福光村昆虫記
   身近な自然に癒されて
   蝶・チョウ・ゆっくり歩き・・・「千蟲譜物語」

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