KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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アカテンクチバ220710

2023年06月25日 | チョウ目
アカテンクチバ。
茶色地に、困り顔のハロウィンのカボチャみたいな模様(笑)

「~クチバ」とくれば「シタバガ亜科」と相場が決まっているんですが。
前翅の外縁のギザギザした感じとか、茶色っぽい地味な模様とか、いかにも「クチバ」っぽい。
実際「クチバ」で検索したしね。
ところがギッチョン、「トモエガ亜科」でしたねぇ。
( ̄▽ ̄;)
以前はシタバガ亜科に分類されていたけど、トモエガ亜科に変わったんだとか。
虫は見かけによらぬもの(笑)

①前翅内横線:黒褐色の帯状
②前翅頂:黒褐色の半月状紋
③前翅内・外横線間:淡色のことが多い

分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科トモエガ亜科
翅を広げた長さ:
35~42mm
分布:
北海道(南部)、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~6月、7~9月(年2化)
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・樹液
幼虫・・・フジ、クズ、イルカンダなどの葉
その他:
以前はシタバガ亜科に分類されていた。
前翅の地色は茶褐色や紫褐色などで、濃淡にも個体差がある。
前翅の内横線に沿う帯状部と、翅頂に近い半月状紋がやや目立つ。
前翅後縁には後縁角付近に鱗片を生ずる。
一般的には前翅内・外横線間は淡色となるが、濃色の個体もある。
♂は触角が僅かに葉片状、頭頂部には垂直に鈍い稜を形成する。
♀は触角が糸状。
春に出現する個体は小さい。
樹林と林縁、草原、荒蕪地などで見られる。
夜行性で灯火に飛来することも多い。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
終齢幼虫の体長は約50mm。
暗褐色で、淡色の斑紋がある。
第1・第2腹節付近にぼんやりとした暗い斜条が見られる。
第1・第2腹脚は小型。
尾脚は後方に突き出す。
基線部の全長に渡って樹状突起が並ぶ。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
昆虫写真図鑑
Picture Insect
旧「いもむしうんちは雨の音」置き場
北河内昆虫記
灰ヶ峰の蛾類と鳥類
北茨城周辺の生き物
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
あおもり昆虫記
萌萌虫雑記帳
J-STAGE
YAMKEN明石の蛾達
廊下のむし探険
対馬の昆虫館V2

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