KONASUKEの部屋

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ソトウスアツバ20210501

2022年03月11日 | チョウ目
ソトウスアツバ。
翅は全体に紫褐色で、亜外縁部が比較的淡色。

ハナマガリアツバとかヒメハナマガリアツバに似ていますが。
横脈紋が上記二種より小さいです。
また、上記二種のように白い帯が翅の真ん中に出ません。

①環状紋:黒色の小点
②腎状紋:黄色で丸く、小さい
③亜外縁線:白色の直線
 外側は灰色

分類:
チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
22~31mm
分布:
本州(関東以西)、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
本州南部5~9月、南西諸島3~11月(年2化~)
越冬形態?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・不明
その他:
地色はハナマガリアツバより淡く、より灰紫色を帯びる。
環状紋は黒色の小点、腎状紋は黄色で丸くハナマガリアツバより遥かに小さい。
亜外縁線は白色の直線で明瞭、外側は灰色。
♂の触角は繊毛状で中央部やや基部寄りに、コブ状の結節があり長い毛束に覆われる。
♀は糸状でコブは無い。
♂は下唇鬚が頭頂部まで湾曲し、毛束は胸部背面まで伸びる。
1化目の個体は大型、2化目以降はやや小型になり、特に南西諸島産で顕著。
ハナマガリアツバより分布が南に偏り、主に海岸地帯に生息するが少ない。
灯火に飛来する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
北茨城周辺の生き物


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