フジロアツバ。
下唇鬚が長く上向きなので、クルマアツバ亜科の仲間だと見当がつきます。
前翅頂付近外縁の紋は純白で明瞭。
これが薄く、青鉛色だとニセフジロアツバ。
シラナミクロアツバでは、普通、3つほどにばらける。
白斑付近の縁毛は白くて、ゾウやサイの爪みたい(笑)
触角が糸状で、頭も黄色くないので、♀だと思われます。
①下唇鬚は長く、上向き(クルマアツバ亜科の特徴)
②前翅頂付近、外縁の紋は純白で明瞭
(ニセフジロアツバでは薄く青鉛色、シラナミクロアツバでは普通3つ)
③触角は♂が単櫛歯状、♀は糸状
④♂は頭部が黄色
⑤内横線は不明瞭
⑥外横線は強い鋸歯状で、前翅では比較的不明瞭
(シラナミクロアツバではやや浅い鋸歯状)
⑦亜外横線は白い点状で縁取られる
⑧縁毛。白斑付近は白い
⑨前翅中央付近に小さい白斑
(シラナミクロアツバでは比較的大きく明瞭)
分類:チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:26~35mm
前翅の長さ:15~17mm
分布:本州(関東以西)、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:6~8月(年2化)
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの樹液、腐った果実など
幼虫・・・広葉樹の枯葉
その他:前翅の地色は暗褐色で、翅頂付近、外縁の紋が純白で明瞭。
(ニセフジロアツバだと薄く青鉛色、シラナミクロアツバでは普通3つにばらける。)
外横線は白色で鋸歯状で、前翅では比較的不明瞭。
前翅中央付近に小さい白斑がある。
(シラナミクロアツバでは、外横線の切れ込みがやや浅く、白斑はより大きく明瞭。)
触角は♂が単櫛歯状、♀は糸状。
♂は頭部が黄色。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社境内などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
List-MJ日本産蛾類総目録
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
下唇鬚が長く上向きなので、クルマアツバ亜科の仲間だと見当がつきます。
前翅頂付近外縁の紋は純白で明瞭。
これが薄く、青鉛色だとニセフジロアツバ。
シラナミクロアツバでは、普通、3つほどにばらける。
白斑付近の縁毛は白くて、ゾウやサイの爪みたい(笑)
触角が糸状で、頭も黄色くないので、♀だと思われます。
①下唇鬚は長く、上向き(クルマアツバ亜科の特徴)
②前翅頂付近、外縁の紋は純白で明瞭
(ニセフジロアツバでは薄く青鉛色、シラナミクロアツバでは普通3つ)
③触角は♂が単櫛歯状、♀は糸状
④♂は頭部が黄色
⑤内横線は不明瞭
⑥外横線は強い鋸歯状で、前翅では比較的不明瞭
(シラナミクロアツバではやや浅い鋸歯状)
⑦亜外横線は白い点状で縁取られる
⑧縁毛。白斑付近は白い
⑨前翅中央付近に小さい白斑
(シラナミクロアツバでは比較的大きく明瞭)
分類:チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:26~35mm
前翅の長さ:15~17mm
分布:本州(関東以西)、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:6~8月(年2化)
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの樹液、腐った果実など
幼虫・・・広葉樹の枯葉
その他:前翅の地色は暗褐色で、翅頂付近、外縁の紋が純白で明瞭。
(ニセフジロアツバだと薄く青鉛色、シラナミクロアツバでは普通3つにばらける。)
外横線は白色で鋸歯状で、前翅では比較的不明瞭。
前翅中央付近に小さい白斑がある。
(シラナミクロアツバでは、外横線の切れ込みがやや浅く、白斑はより大きく明瞭。)
触角は♂が単櫛歯状、♀は糸状。
♂は頭部が黄色。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社境内などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
List-MJ日本産蛾類総目録
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
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北茨城周辺の生き物
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