KONASUKEの部屋

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議会の傍聴に行ってきたよ

2015年12月15日 | 政治
14日、笠間市議会で、日本共産党の石井栄議員の一般質問を傍聴してきたよ。
場所はここ↓
午前10時前、笠間市役所受付横の階段、またはエレベーターで3Fへ。
傍聴受付の案内の通り進んで、傍聴券をゲットします。
以下、撮影不可のため、文字のみになります。

区長会の方々が40人くらい来ていて、傍聴席は満杯。
一般の傍聴者は、私を含めて2、3人てとこでしょうか?

ここで市議会について、基礎知識。
市議会は一般的に、年4回、定例会が開かれます(3月、6月、9月、12月)。
一般質問っていうのは、市議会議員が、自由な内容を質問して、市政を質し、市民の声を届ける、
まぁ、市議にとって、最大の腕の見せどころですね。

笠間市議会では、議会改革の一環として、一問一答形式で一般質問が出来るようになったとのこと。
まぁ、その方が、聴いている方もわかりやすいし、緊迫感もあるわな。

石井議員は二番手。
実際に石井議員の質問が始まったのは11:15ごろ。

石井栄議員の一般質問の主な中身は…
1 「高齢者見守り安心システム」について。
自己負担の生じる、高齢者のみの世帯などの利用率が極端に低い。
利用の妨げになる自己負担は軽減すべきではないか。
→答弁:応分の負担を求めるもので、軽減する考えはない

2 国道50号線 福原交差点の安全確保について。
エックス交差点の中心に横断歩道があり、危険。
横断歩道の付け替え、信号機の移設は?

3 笠間地区建設高等職業訓練校の振興について。
…(この辺、隣の人の話し声が五月蝿くて、答弁がほとんど聞き取れず)

4 小中学校の教室にエアコン設置を促進するために。

5 TPP環太平洋連携協定大筋合意について。
市の農業、畜産業へどの程度、影響が出るのか、試算を伺う。
TPP大筋合意に対する市長の見解を伺う。
→担当部長:(市独自の影響の試算)行っていない
→市長:評価している 

1の「高齢者見守り安心システム」は、いわゆる緊急通報システム。
以前は消防に直接つながったが、今回のシステムでは警備会社を経由するとのこと。
しかし、親父が心筋梗塞で倒れた身にしてみると、その遅れは致命的だと思うのだが。
まぁ、それはともかく。
負担軽減が利用拡大につながるのなら、アリだと思うんだけど。
税金も払って、利用料も取られて。
何のために税金を払っているのか、わかんなくなるよ。

2の福原交差点の問題は、県道が走っていたところに国道50号を通したので、あのような複雑な交差点になったとのこと。
国、県、市、警察の事情が複雑に絡み合って、メンド臭そう。
でも、横断歩道や信号の移設そのものは、技術的にはそんなに難しい話じゃないんだから、何とかしてほしいよね。
石井議員は、国交省に申し入れもしているそうです。

教室へのエアコン設置は、温暖化の中で、あちこちで実現されつつあるよね。
6月議会では、請願が全会一致で採択されたとのこと。
しかし、答弁は、あまり芳しくなかったような。
党派を超えて、実現に動いて欲しいね。

TPPの茨城県への影響について、JA茨城は、691億円のマイナスと試算しているとのこと。
笠間も農業中心の産業構造で、影響は大きいのに、試算すらしていないとは。
それもそのハズ。
県内の市町村の首長のほとんどは反対か消極的賛成程度なのに、笠間市長ともう一人だけが積極的評価をしているらしい。
トップがそれではねぇ。
農産物の輸出を頑張ったとしても、1%位のプラスにしかならないとのこと。
外国産の安い農産物が入ってきて、一時的には消費者にメリットがあるかも知れないけど。
今の世界的な食糧難の時代に、いつまでも続くとは思われない。
他国に胃袋を握られるのは、ある意味、核やテロの脅威より怖いかも。
僕が小さい頃から、自動車とかの輸出のために、日本の農業を犠牲にしてきたけど。
ここらでもう一度、日本の針路を考え直す時期に来ているのではないか、そんなことを思いましたよ。

しかし、質問項目が多い。
時間が足りないわな。
石井議員の奮闘に敬意を表して。
今日はこんなとこで。

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