KONASUKEの部屋

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衆院選の結果について

2017年10月31日 | 政治
だいぶ日にちが経ってしまったが。
ようやく少し余裕ができたので。
衆院選の結果について思うところを。

応援してた共産党は、沖縄1区で赤嶺さんが当選!

ちゃんと共闘が機能しているところでは、こういう結果が生まれるワケだよね。
全国的には、立憲民主とも政策合意を結んで、躍進を後押しした。
立憲民主党の躍進は、マトモな政治を求める国民の声が示すものでしょう。

まぁ、国民の声が立憲民主にばかり流れてしまった感は否めないが。
共産党は、比例で20議席→11議席と後退。
これは残念。

自民・公明の与党は、2/3を維持したが。
果たしてこれは「大勝」なのか?
選挙前と変わらないなら、何のために、大慌てで選挙をやったのかが問われる。

特別国会では首相の所信表明もやらない。
「質問時間を議席配分に応じて」という話を選挙後に出す、というあたり。
やっぱりモリカケ封じなんじゃないのか。

消費税の増税分を、一部教育の無償化に回すという公約、聞いて呆れる。
だって、「受益者負担」の名の下に、延々と教育の有償化を進めてきたのは誰でしたっけ?
国公立大学の授業料を私立大学に合わせると称して値上げを繰り返し、1年生と4年生で授業料が全く違う、なんて事態が当たり前にあったじゃないですか。
自分で火を点けておいて、自分で消して手柄にする。
THE マッチポンプ!
結局、消費税増税を飲ませるための、オブラートでしかないんでしょう。

自民党は得票で3割、議席で6割。
与党の多数は、この小選挙区制=マジックミラーによるもの。
「国民の信を得た」とは、とても言えない。

さらに国民の約半数は、唖然として、投票に行かなかった。
「誰がやっても変わらない」「自分ひとりが投票しても」という政治不信は根深い。
しかもそれが世代を超えて受け継がれるという悲惨。
でもねぇ、「微力だが無力ではない」。
そこは信じて欲しいんだけど。
結果が伴わないことには、ねぇ。

マスコミもヒドイと思うよ。
やれ「政権選択」だの、「安定した政権」だのを声高に叫んでる。
これじゃぁ、死に票になることを避けるから、どうしたって与党や大政党に有利だよね。
二大政党制が下らないのは、アメリカを見れば明らかだし。
もういい加減、卒業して欲しいよ。

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