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KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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訂正・ヒメコスカシバ←コスカシバ

2015年06月16日 | チョウ目
コスカシバ→訂正・ヒメコスカシバです

ちょっとハチっぽいけど、蛾の仲間です。

透明な翅と、腹の先の毛の束が特徴。

5月23日撮影。

別名:
ヒメスカシバ
分類:
チョウ目スカシバガ上科スカシバガ科スカシバガ亜科
翅を広げた長さ:
♂14~19mm
♀16~21mm
分布:
北海道、本州、四国?、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
5~6月、7~10月(年2化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・カキノキ、ナシ、ヤナギの一種、クリ、カシワ、アラカシ、クマイチゴ、栽培サクラ、フジ、クマシデ、カワラハンノキの幹
その他:
体色は、青みがかった光沢を有する黒色。
前翅・後翅とも透明。
コスカシバと非常によく似るが、本種は日本で最も小さなスカシバガのひとつ。
腹部第2、4、6節後縁に黄色細帯があり、第4節だけが腹面まで続く。
(コスカシバは第4、5節に黄色帯を持ち、腹面で幅広い帯となる。)
前翅後縁部の黄色鱗はコスカシバよりはるかに少ない。
春に多いが、二回目の発生ピークが盆明けから始まる。
日中は葉上で休止していて、夕方になると活発に飛び回る。
卵は幹や主枝の粗皮間隙に1個ずつ産み付けられる。
表皮の粗い品種で、幼虫による食害が多いという。
幼虫は主幹、主枝、亜種枝部の形成層に食入し糞を排出する。
そのため、樹皮が剥がれ、木質部が露出する。
粗皮下に潜むので、冬季(休眠期)の粗皮削りで発見できる。
体色は白色で、頭部は赤褐色、終齢の体長は約15mm。
糞を綴り合せた黒褐色の俵状の繭を作り、蛹化する。
外部で羽化するため、食害部の表面から蛹殻が半分外に出る。
一度食害された箇所は繰り返し加害される傾向が強いため、先の部分は樹勢が衰弱する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑
病害虫・雑草の情報基地
島根県
カキにおける樹幹害虫(ヒメコスカシバ、フタモンマダラメイガ)の防除対策
ヒメコスカシバ発生と生態
岐阜県農業技術センター
奈良県におけるカキ樹幹害虫ヒメコスカシバとフタモンマダラメイガの発生消長と防除対策
樹幹害虫フタモンマダラメイガとヒメコスカシバによるカキの被害実態とアミド系殺虫剤の高濃度少量散布による被害抑制効果について
東京昆虫館
信越化学工業株式会社
アリスタ
富岡果樹園
四国産蛾類図鑑
福岡県病害虫防除所長
我が家の庭の生き物たち(都内の小さな庭で)


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