KONASUKEの部屋

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スジベニコケガ20190807・11

2020年03月04日 | チョウ目
スジベニコケガ。
黄色い翅に朱色の細く複雑な縦筋模様。
茶色の横筋や点列もります。
ちょっと芸術的な装飾品のようですね(笑)

ゴマダラベニコケガとの違いは、
①外横線は線の列になる(青丸内)。
 ゴマダラベニコケガでは点列状になる。
②中横線は中室付近で曲がる(青矢)。
 ゴマダラベニコケガではほぼ直線。

分類:チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科
翅を広げた長さ:32~43mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~10月(年2化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・口吻が退化していて食べない?
   幼虫・・・地衣類
その他:黄色い翅に茶色い点と朱色の線の斑模様が典型的だが、朱色の線が消失するなど、個体変異も大きい。
    伊豆諸島には亜種がいる。
    外横線は線の列になり、中横線は中室付近で曲がる。
    (ゴマダラベニコケガでは外横線は点列状、中横線はほぼ直線。)
    第1化は明らかに第2化より大型。
    触角が♂では微毛状、♀は剛毛のみ。
    ♂は♀より小型で赤味が強い。
    ♀は黄色みが強い。
    湿度の高い樹林とその林縁で見られる。
    夜行性で灯りにも来る。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   スジベニコケガとゴマダラベニコケガ
   かたつむりの自然観撮記


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