ガマズミミケフシ(鎌酸実実毛五倍子)。
ガマズミミケフシタマバエの虫えい(虫こぶ、ゴールとも言う)です。
写真の赤い実は、本来のガマズミの実。
これにガマズミミケフシタマバエが寄生すると、その影響で、毛の生えた虫えい(毛の生えた丸い実のようなもの)に変化します。
中には幼虫が入っていて、地面に落下した虫えいの中で越冬、翌5月に羽化します。
成虫が若い実に産卵するのだとか。
(成虫の発生時期が早すぎ . . . 本文を読む
オオマダラヒロクチバエ。
翅は斑模様。
腿節の色は黄褐色。
例の一晩中灯りの点いてるトイレにて撮影。
分類:ハエ目ヒロクチバエ科ハマダラヒロクチバエ属
体長:約11mm(15~18mmとするサイトも)
分布:本州、九州?
垂直分布?
成虫の見られる時期:7~8月
越冬形態?
エサ:成虫・・・樹液、腐果、獣糞
幼虫・・・コガネムシ類の幼虫
その他:翅は斑模様。
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キマダラヒメガガンボ?
和名がこれで合っているかどうか、かなり不安があります。
絵合わせで「Epiphragma subinsignis」に最も近いと思われるため、複数のサイトが採用している「キマダラヒメガガンボ」としました。
Epiphragma属の同定や和名に関しては、色々と混乱があるようです。
一寸のハエにも五分の大和魂・改4159
同上8092(4159の訂正)
翅の模様が特徴的。
褐色 . . . 本文を読む
ヨモギクキコブフシ(ヨモギコブフシ、ヨモギイボフシ)。
ヨモギクキコブタマバエの虫こぶ(虫えい、ゴール)です。
あんまりデータが見つかりません。
機会があれば、育てて調べてみたいですね。
分類:ハエ目タマバエ科
体長:?
分布:北海道、本州、?
垂直分布?
成虫の見られる時期:8~9月(年2~3化)
3齢幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・?
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クロスジイシアブの♀。
体色は黒色で、胸部背面中央に、細い黒色の縦筋があります。
また、灰白色~灰黄色の微毛が生えています。
♂は口髭が黄色毛で、♀は銀白色。
分類:ハエ目ムシヒキアブ科イシアブ亜科
体長:10~15mm
分布:北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:4月~8月
越冬形態?
エサ:成虫・・・昆虫の体液
幼虫・・・不明
その他:ブナなどの . . . 本文を読む
キアシホソルリミズアブの♂。
♀は複眼が離れます。
胸は緑色のメタリック。
脚は大部分が黄褐色で、ふ節と後脚の末端、脛節の一部は黒色。
近似種のエゾホソルリミズアブに似ていますが、エゾ~の♂は腿節が黒色です。
両種の♀は、脚の色に違いが見られないそうで、眼毛がキアシ~の方が疎らであること程度の違いしかないそうです。
前翅前縁の後方に黒い縁紋があります。
分類:ハエ目ミズアブ科
体長:5~6. . . . 本文を読む
ミカドガガンボ。
日本産のガガンボ類最大種!
存在感・半端な~い!(笑)
羽音からして違います。
京都府RDB2002・要注目種
三重県RDB2005・情報不足種
分類:ハエ目 長角亜目ガガンボ科
体長:30~40mm
分布:本州、四国、九州
平地~低山
成虫の見られる時期:4月中旬~9月中旬
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・水
幼虫・・・水中の腐食物
その他:地 . . . 本文を読む
ハグロケバエの♂。
グルーミング中。
何となく、リーゼントのヤンキーが梳る(くしけずる)様子を想像しちゃう(笑)
♪きょ~おも元気に
ドカンをキメたら
ヨ~ラン背負って
リ~ゼント♪(笑)
毎年、春に♂が群舞します。
そこら中に♂が。
♂
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セアカキノコバエ。
4月上旬頃から、良く目にします。
今年は当たり年(?)なのでしょうか?(笑)
これは・・・?
♂のお尻でしょうか?
腹が真っ黒です。
リョウブ?の葉に多数いました。
これは♀かな?
別名:セアカクロバネキノコバエ
分類:ハエ目クロバネキノコバエ科?(キノコバエ科?)
「日本分類学会連合」のサイトを見ると、これらの科は、ハエの仲間に属するのか、カの仲間に属する . . . 本文を読む
ミツモンハチモドキバエの♀。
蜂に擬態するハエの仲間。
全身キレイなオレンジ色。
翅には不明瞭な黒い横帯が3本ある。
腹の先が下向きに曲がる変わった形をしている。
・・・と思ったら、コレ、巨大な産卵管だそうです!
何故にそんなにブットいのか?(笑)
分類:ハエ目デガシラバエ科
体長:10~12mm
分布:本州、四国
垂直分布?
成虫の見られる時期:5~6月
越冬形態 . . . 本文を読む
ルリハナアブ。
複眼が離れているので、♀ですね。
前回のビロウドツリアブの♂が吸水していた側です。
まぁ、ルリハナアブは幼虫が水棲なので、成虫は常に水辺にいるんですが。
グルーミング中。
分類:ハエ目ハナアブ科ナガハナアブ亜科
体長:10~12mm
分布:本州、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:4~6月(年1化)
成虫で冬越し
エサ:成虫・・・水辺周辺 . . . 本文を読む
ビロウドツリアブ、吸水中。
複眼がくっついているので、♂ですね。
ハナアブの仲間だったら、幼虫が水棲だから、水辺にいても違和感がないんだけど。
ビロウドツリアブは、幼虫がヒメハナバチ類に寄生するとのことなので、水辺には縁がない。
周りに花もない、こんなとこで何してるのかと思ったら、水を飲んでたのね。
土がオレンジっぽい色をしているのは、この辺の湧き水が鉱水、この辺で言う「しぶみず(渋水?)」 . . . 本文を読む
キアシマメヒラタアブ。
分類:ハエ目 短角亜目ハナアブ上科ハナアブ科ヒラタアブ亜科マメヒラタアブ族
体長:約5mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地?
成虫の見られる時期:4~9月
越冬形態?
エサ:成虫・・・花の蜜や花粉?
幼虫・・・アブラムシ
その他:全身が黒く、光沢があり、脚は黄色。
複眼に微毛は生えているが、縞模様にはならない。
. . . 本文を読む
キバラガガンボ(タケイガガンボ)。
橙黄色に黒い斑模様があるヒメガガンボ。
残念ながら、脚が二本、失われているようです。
分類:ハエ目ヒメガガンボ科
体長:22~24mm
翅長:18~20mm
分布:本州、四国、九州
山地性?
成虫の見られる時期:5~8月
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・水、甘露
幼虫・・・?
その他:橙黄色に黒色のまだら模様。
胸部側面は . . . 本文を読む
シオヤアブの♂。
腹の先に白い毛束があります。
見た目はヒゲモジャで、グラサンかけたような複眼で。
寺尾聰か、ロベルト(キャプテン翼)か(笑)
他の昆虫を捕まえて体液を吸う、優秀なハンター。
分類:
ハエ目短角亜目ムシヒキアブ上科ムシヒキアブ科シオヤアブ亜科
体長:
22~30mm
分布:
全国
平地~山地
成虫の見られる時期:
6月~10月(年1化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・甲虫類 . . . 本文を読む