食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『自治会の夏祭り』

2014年07月20日 18時56分12秒 | 日記

私の住む団地では毎年、今の時期に夏祭りを開催している。今年は例年より少し早い梅雨明け前の昨晩、行われた。

恒例になっている祭りの始めを告げる子供みこしが団地を一周してから人の賑わいが始まる。祭りにこんなシーン

から参加する人には分からないがスタッフ達は朝からその準備に追われてきた。8時頃からテント張り、照明工事、

音響設備、屋台の準備などすることは山ほどあるが、大半の人は10年以上キャリアのある人たちだから手慣れた

ものだ。何処の集落でもそうだろうが住民には色々な専門家がいるから何をするにしても余り困らない。

例えば電源にしても大型の自家発を借りその配線工事をするにも運搬要員はユニックを使える人がいて、配線工事

などは1級電気工事士がいるなんて具合だし、舞台の土台はH鋼を使った頑丈なものだが溶接の出来る人等々、こ

ういう人が居ないと準備をすることは出来ない。

蒸し暑い中の作業、汗を流しながら進めて行ったが、肝心の天気予報は午後から50%の確率で雨または雷雨として

おり、この情報を気にしながら、空を見ながらとなった。団地の夏祭りは雨に祟(たた)られることが多く過去にも

準備を終え開催を待つばかりになった途端、大雨が降り出し祭りのイベントは中止、屋台は格安料金で開催なんて

こともあったから、毎年の悩みの種。

15時時点での雨雲レーダーの予測では、こちらに来る雨雲はなく、予想報されていた雨雲は南下して東の方に抜け

ていた。どうも雨の心配から解放されたようで一同ほっとした。

今年の出し物は、民謡グループ、アカペラグループ、和太鼓に子供たちの早食い競争、丸太の早切りがあった。舞

台の前にはブルーシートが敷かれて座卓でビール、ジュースを飲みながら屋台料理を食べる。屋台は温める物ばか

りだから熱い事、この上なし。焼きそばは鉄板地獄、焼き鳥は炭火地獄、オデンは鍋の湯気地獄、唐揚げは油の熱

気と、涼しいのはビール、ジュース売りだけ。屋台は完売し食材が残ることなくエコにも貢献。売れ残り、材料残

りほど勿体ない事はない。

バタバタしながらの1日だったが恙なく予定の9時に祭の終焉を迎え、必要最低限の片つけをして翌朝に本格的な

ものを行う。という事で夢の跡の片つけを昼までに済ませ今年の夏祭りを終えた。

昼食を摂りながらTVを観ていたら『山口を除く中国地方の梅雨明け』を宣言していた。


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