食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

久々の雨

2012年06月10日 18時48分12秒 | 日記

『久々の雨』

一昨日、昨日と2日にわたり待望の雨が降った。前回,降った雨はほんのお湿

り程度のものだったので畑の乾燥を解消するに至らなかったが今回はしっかり

と降り、作物もぐんと成長した。

畑を始める前には、そのようなことを感じたり見たりすることはなかったが、成長

期の野菜から雨の恵みというものを教えられた。

特に、生育不良で薄緑色していたスイカの苗は緑色を取戻し、蔓も延び一部

には着果したものもあった。しかし、蔓の根元過ぎるために実を取り去らないと

けないのが残念だ。余り根元に実を着けると実にばかり養分がいき、苗全体

成長が妨げられるのだとか。折角の実だ、本当に惜しい。

                  

山小屋の周りでは初夏の象徴、笹百合が蕾を膨らませ中には白から、薄いピン

クに変わってきているものもあり、開花まじかだ。山小屋は公道から60mくらい

った処にあり、これら笹百合は他人の目には入らないので、持ち去られること

ない。 近年、山野草の愛好者が増え、中には心無い人もおり、私のように保

ている山野草でも平気で持ち帰る。

山野草は自然に咲いたものだが、ワサビを栽培している農家がやっと大きくな

かけたと喜んでいると、春先に根 こそぎ盗られることが度々あったそうだ。未

葉ワサビで根は成長していないから、せめて上だけ盗ってくれればと変な話

をしてくれた。

我が家のワサビは陽が強くなって乾燥気味だったので寒冷紗をかけて、夏対

に入った。春先に小さかった苗はすっかり成長した。2年目のものだが根は

ワサビのかけらもない普通の根っこ。本格ワサビにはまだ数年はかかる。

それほど、ゆっくりとした成長だから根こそぎ盗られた人の話は分からないでも

い。

    笹百合のつぼみ  我が家のわさび畑


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