『政治家は原発の安全を保証できるのか』
過去に何度も取り上げたことだが、これからも考えたり意見を述べたりすること
になる。原発30Km圏内に住む住民の一人として黙っていることはできないか
らだ。先ほどのニュースで原発や核のことについてど素人の野田首相が、大飯
原発は安全だから稼働しても安心してくださいと言っていたようだ。馬鹿馬鹿し
かったから途中でチャンネルを変えた。
原発が本格的に稼働してから40年以上経過してきたが、原発そのものに不具
合があってシビア事故を起こしたことは一度もない。原子力のエネルギーを使
って蒸気による発電の技術は確立していると思う。
装置に異常があれば安全を保つために制御することも可能だ。だが、今回は
地震、津波によるとされるが外部要因を考えると数限りあり全てのケースを想
定することはできない。そもそも論で福島の原発は何が原因だったのかどの
場所でどのような壊れ方をしたのか何一つ分かっていない。
今後、予測される津波の最高位はこれ位だから、防護壁の高さを上げれば防
げると単純なことで、一国の首相が安全と言い切るから、30Km圏内の住民は
怒るのだ。地域別の電力会社独占、、発電、送電分離、などなど電力会社は
嫌がるだろうが、これらを改善するのが政治家のする仕事だ。自己改革もでき
そうにない企業にジャブジャブと国税を流し込むのが仕事ではない。