食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

梅ちゃん先生Ⅱ

2012年06月02日 19時08分36秒 | 日記

『素人百姓』

今更こんなことを言っても始まらないが、よーく周りを見渡してみると保育所の

小さい農園はあるものの、畑仕事らしきことをしている人は皆、農業のプロば

かりだった。畑2枚借りているその周りにはプロの畑ばかりだ。

だから、作付にしても理に適っているから土地の使い方が実に上手だ。同じ

作物を大量に生産するから、素人のそれとは違うにしても。勿論のこと、作物

の出来は歴然としている。

だから、他人から比較されると恥ずかしいのではと思う人もいるだろうが、私

は素人だからと開き直り堂々と失敗をしている。作物のことではとても勝てそ

うにないので、畑の草取りに出る回数だけは負けないようにしているが、プ

ロの畑はきれいで、勝てそうにもない。それでも、ドンキホーテのように挑む

日々だ。

 

『梅ちゃん先生Ⅱ』

友人でも身内でも共通しているのは、入院生活が長くなると世俗的なことに

は関心が薄くなる傾向にある。それは病状とも密接な関係があるのではない

かと思う。昨日、紹介した在職中に癌と診断された友人は、丁度その時に

大事な仕事を前にしていてその準備に余念がなかった。

病院から職場に細かな指示を出し遺漏なきようにと、一生懸命だった。

自分が元気なら自分の裁量で納得のいくようにできるが、入院中の身だか

ら歯がゆかったのだと思う。しかし、入院が延びるに従って仕事のことは話

題にしなくなっていった。体の具合も悪化していきつつあるから当然のこと

だが、悪化の度合いと反比例し関心は薄くなり続けた。

それは別のケースでも経験した。置かれた立場は異なるが、病状の悪化

との傾向はよく似ていた。元気になりそうな気配を感じたり、その意欲満々

の時は、その希望に向けてのパワーがあるから関心を持ったり、心配した

りするのだと思う。

今日の朝ドラは家族の支えを病気回復の力にするというハッピーエンドだ

った。この点は大方の人がそうだと思うし、この筋のようになって欲しいも

のだ。


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