ホリスティックヒーリング宙『心の扉を叩いてみたらきっと何かが見えるはず聴こえるはず』

ホリスティックヒーリング宙(sora)のヒーラー&臨床心理カウンセラー株本のぶこが心・心と身体について綴っています

エッセイコンクール授賞式

2006-07-27 08:45:31 | 心・身体・癒し
七月二十三日、復習授業が終わった教室で、「第三回エッセイコンクール」の授賞式が行われた。

今回も大賞は該当者なしということで、佳作に選ばれたのはSさんと私のふたり。
大高先生から記念の盾と賞品を授与され、記念写真を撮った。
その後、ふたりでインタビューを受ける。

学院で学んで自分自身が変わったこと、学院生やこれから入学しようとする人へのメッセージなどの質問に答えたが、自分が考えた以上に思いを話せないことにもどかしさを感じながらのインタビューだった。

学院で学んで変わったことと聞かれて真っ先に思うのは、やはり人との接し方だ。特に家族に対しての接し方が変わった気がする。学院に入学する前は、結構、お互いに細かなことにこだわって、それが原因で喧嘩になったりしていたのが、いつのまにか何かが起こっても、まずは私の方が「やってしまったことは仕方がない」と受け止められたり、「過ぎたことは仕方がない」とこだわらなくなった気がする。
さらにもう一つ、教育分析でワークのレクチャーを受けたり、BFAのセミナーで想を習慣的に始めるようになってから、同じ時間がゆったりと流れるようになったことは大きな変化だった。

勉強を始める前に関わっていた書道。展覧会などでの作品つくりで締め切りが近づくと、思ったように書けないことへの苛立ちと、時間が迫ってくる焦りとで、自分でもイライラしてくるのが分かる。さらに悪いのは、それを分かっているのに、家族にそのイライラをぶつけしまうこと。家族も最初は気を使ってくれるのだが、いい加減そういうことが長年続くと堪忍袋の緒も切れて、その時期が来ると家のなかは険悪な空気が流れるのだった。
ところが、今はどうかというと全くそういうことがない。例えばこの春の卒業試験の時期も、勉強をしなければいけないということや、試験が迫ってきた…というドキドキ感は自覚するのだが、以前のようにイライラしたり焦ったりすることなく、その日を迎えたという感じだった。家族からも「全然、苛立ちを見せなかった」「試験が近いということを感じさせず淡々としていた」と言われたことからしても、そうだったのだろう。

最後に、学院生やこれから入学する人へのメッセージ。
これはエッセイにも書いたことなのだが、やはり思うことは教育分析の重要性だった。自分の内面に触れることへの恐怖心、友人に悩みや葛藤を話すことで問題を解決できたと話すひともなかにはいたが、実際体験してみて感じるのは、その解決の深さがまったく違うことだった。そういう点では、学院生の人達も是非それを実感して欲しいし、私自身、受ける間隔は以前よりは開いているが、今後も受けていきたいと思っている。

今回のエッセイコンクールに応募してみて感じたことは、ひとつの卒業の区切りとしてよい記念になったということ、今後の自分自身を確認できたということだった。いただいた盾、先生からの励ましのメッセージを裏切らないようこれからも自戒していかなければ…感謝。

まだ日程は決まっていませんが、エッセイとインタビューが学院のHPに載るということです。決まったらお知らせしますので、よかったら覗いてください。


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