カウンセリングを身近に②・・・同意して力づけてほしい

2015-01-26 19:53:35 | 心理カウンセリング

                                                                

誰かに相談するとき、たいてい、もう自分の中に応えは出てしまっている時がある。

だから、相談した時は、それを肯定して、”だいじょうぶ”と後押ししてほしい。

 

人生の困難な状況に立たされた時。

あるいは、恋愛や結婚、就職などといった「人生の重要な場面で、決めなくてはならない時」

そんな時、自信をもって判断できる人は、あまりいない。

 

では、カウンセラーは、「ええ、その人と結婚して大丈夫です。保障します。」と、言うかというと、それは言わない。

占い師とも違う。

 

人生の主役は、あなた自身だから。

あなたの人生を決めるのはあなた、その機会を奪ってはいけないし、代われない。

 

その代り、自分で決めようとしているけれど、決められない、「その不安な気持ち」に、応えようとする。

その気持ちにより添って、一緒に考えようとする。

 

クライアントさんは、そうすると、自分の内側の気持ちを確かめていくことができる。

そこで、本当の問題は、結婚相手のことではなく、新しく何かを始める時の、自分の不安とどう向き合うかだったと気が付いたりする。

 

そんなことがあります。