札幌駅の構内の、障害者の方の作品などを売っているお店で、布草履を買いました。
とっても、しっかり編んであって、色もきれい、履き心地もいいです。
スリッパを買おうと思っていてたけど、最近は、5本指の靴下をはいていて、何で早く思いつかないかなと。(笑)
近頃は、和式トイレに入るように、しゃがむと、コロリンと後ろに倒れる子供もいると聞き、驚いています。
生活の中で、鍛えられていた身体が、いつの間にか、便利さ、樂さと共に、弱くなっていっているようです。
正座はもとより、着物や、おんぶ、かまどなど、しゃがむ文化の生活は、日本人の身体に合っていたのだと思います。
明治大学 齋藤孝 先生によれば、
「美しい声の響きや、身体の動きは、しっかりした身体の中心軸から生まれる。
声を響かせるには、身体、特に、上半身をよくほぐすこと。
上半身を液体化させる。
揺さぶり体操などをする。
そして下半身は、安定させる。
子供たちに、四股を踏ませる。」 ~気の力 齋藤孝著 文藝春秋~
下半身は、しっかり立って、上半身は、力を抜き、リラックスさせるというわけ。
年をとっても、若さは、背筋がしゃんと伸びていて、姿勢がいいことだそうです。
しっかり立てていない、自分に気づき、遅まきながら、姿勢よく、気力も充実するように、体操に励んでいます。