クライアントさんと共にいること・・その1

2014-10-31 23:33:03 | 心理カウンセリング

もうすぐ、白寿を迎える女性のお話です。

 

「身体をうごかすことと、食べることが好きだね。

今は、前より手が動かないけど、いつでも何か作っている。

若い時は、手一杯働いて、子供も育て、何でもした、死ぬ目にもあった。

人間、やろうと思えば何でもできるもんだ。

 

朝、目が覚めると、「あれっ、まだ生きていたかと思う。」ありがたいよ。

いつ逝ってもいいけど、どうせなら百のお祝いしてもらってから逝くのがいいね。」

・・・・・なんともすごいお話を聞かせていただきました。

 

死そのものよりも、それまでの間の、肉体的、精神的な苦しみ、さらに今の時代は経済的な困難なども大きく、想像すると不安になってきます。

でも、もっとも恐ろしいのは、年をとっていくのに、「自分の人生で、やるべきことはやったという実感がないまま死ぬこと」だといえます。

それは、お金だとか名誉だとか外向きなものではなく、内向きの、いわば自分が自分であるということ。

 

誰でも、それが何なのか、これからどうしたらいいのか、わからなくなってしまう時があります。

そんな時、カウンセラーは、クライアントさんと深いところで共にいて、その人がその人になる(自分が自分になる)お手伝いをしていくのだろうなと思っています。 

                                


晩秋の大雪の山なみ

2014-10-30 18:36:25 | 季節

昨日とは、うって変わった、まぶしい陽ざしの一日でした。

東川という地域から、大雪の山なみが、きれいに見えました。

この白さが、里におりてきて、白一色に。。。 

                                 

 


太陽はありがたいもの

2014-10-29 21:44:10 | 健康

今日の旭川は、小雨まじりの一日曇天、どんより~でした。

 

冬季うつ病というのがあります。

北欧など、冬に極端に日照時間が短くなる地域に多く見られます。

治療は、冬でも比較的日照時間が長い暖かな地域への転地療養が効果的だそうです。

人間は、太陽にどれだけ守られているかわかりませんね。

 

脳は、日没とともに、自律神経を副交感神経優位に切り換え、生体の活動レベルを下げ、エネルギーを蓄積するように指令をだします。

そして、太陽の光を受けると、自律神経を交感神経優位に切り換え、活動レベルを上げるように指令を出します。

セロトニン神経も、太陽の光で活性化します。

セロトニン神経は「脳の指揮者」と呼ばれ、クールな覚醒をもたらします。(はっきり、穏やかみたいな)

最も効果的なのは、30分太陽の光をあびることだそうです。

(直接太陽をみては、いけませんね)(笑)

 

冬になるとなんとなく鬱々とする人がいます。

私も、雨がガラス窓を濡らしたり、雪が降る冬の海とかを想像するだけで、妙に気分が沈むことがあります。

 

この夏は、昇ってくる太陽さんと共に、近くの小学校まで30分くらい散歩をしていました。

道端の花をみたり、写真を撮ったり、いろんな鳥もいて、ぶらぶら散歩は、とっても気持よかったです。

ご近所のワンちゃんにも会って、よく話しかけたりなでたりしていました。

なんとかいうワンちゃんは、冬でも6時半に散歩をせがんで、吹雪以外は欠かさないとか。

 

今は、いつまでも暗いようで、寒いし、起きるのがかなり遅くなりました。

もちろん散歩には行っていません。(笑)

それでも、朝は、朝です。

空気感がいい感じで、窓から外をみて、体操したりしています。

 

人間は自然の一部、太陽って有難い。。。。。


予防?眼科ってないのかな

2014-10-28 22:28:02 | 健康

今朝、起きてみると一面の雪、初雪でした。

空気も冷え冷えして、冬の始まりという感じです。

 

みぞれの中、最近、視力低下が著しいため、眼科に行ってきました。

遠くを見る視力は、確実に低下しています。近くは、裸眼で見えます。

私のとんちんかんな様子です。

医師 「近視と、乱視があります。調節する力が落ちたので、眼鏡が合わなくなっています。

     もっと度の弱い眼鏡をかけたほうがいいです。疲れますから。自分に合った眼鏡を」

私  「このメガネは、こちらで診て処方してもらったものです。視力がよくなっているのですか?」

医師 「ですから、状態に合わせた眼鏡がいいのです。」

私  「老化が進んだんでしょうか」

医師 「誰でも、老化は進みますからね」

(先生は優しくにこやかに話されました。 内容は全く正確ではありません。)

 

笑えますね。でも、先生の説明がよくわからなかったのです。

遠くを見る視力が落ちたら、度を上げるというのは、私の思い込みなのでしょう。

何か、とってもすっきりしませんでした。

 

それにしても、「眼が(視力)がよくなる方法を教えます」みたいな、予防?眼科がどうしてない

のだろうと思った一日でした。  


関係が癒す・・クライアント と カウンセラー

2014-10-27 22:42:03 | 心理カウンセリング

カセリングの神様と言われる、カール・ロジャース

そのアプローチの特徴を一言でいうと、人と人との「関係そのものが癒す」と

考えるところにあるといわれます。

 

人間は、よりよく強く生きるように定められている。

人は様々な捕らわれを抱え、自分が本来持っている「いのちの働き」を損ない

発揮しえないようになっていく。

 

では、どうすれば、人は癒されるのか。

人間関係によって受けた心の傷はやはり、人間関係だけが癒すことができるもの。

そこにいると自分がじゅうぶんに自分らしくいることができるような、そんな人間関係を

味わい体験することが必要と考えれています。

 

私自身も、クライアントの立場になると、カウンセラーのすべてに目がいきます。

言葉はもちろんのこと、視線や手の動かし方とか。 むしろ言葉自体よりも、どんなふうに

それを発するのかとか、手に取るように感じます。

自分でもすごいな~と、恐ろしく思うほど、敏感に感じます。

 

自分のことが本当にわかってもらえたのかどうかと思うのです。

そして、誰にも言えなかったことをこの人に言ってもいいんだと。

その時の安堵感、「ありのままの自分でいい」という安心感、そんなところから、

ロジャースのいう関係が生まれるのだろうと考えています。

 

ですから、クライアントさんがリラックスして話せるよう、私は力を抜いて、かつ、

芯はしっかりして、自然体でそこにいたい と思っています。

 

それには、まだまだ努力が必要で、一歩一歩・・・ なのです。