清水宏保選手・・・医療・リハビリとスポーツをつなぐ

2015-02-26 16:13:50 | スポーツ

金メダリストの清水宏保さんが、弘前大学の大学院で、高齢者の身体機能回復のための、リハビリや心身の自立などを学ぶそうです。

選手引退後は、コーチや監督などの後輩指導育成、マスメディアでの解説者などが主かと思っていました。

(解説者はされるようです)

今回は、意外な発想で、面白いと思いました。

 

この間、お笑い系でしたがTV番組に出演。

すごい記録を出した試合の時の話。

「彼女に会いたいから、早く試合会場から出たいと思っていた。勝つとまた、次を滑らないとダメ。」(笑)

「でも、第2コーナーで、結構いい記録が出ているので、記録を選んだ。」

随分リラックスしていて、回りが見えている、また、自分をコントロールできるのだなあと思いました。

プロである所以ですかね。

 

プロスポーツ選手は、若い時には、収入も多そうですが身体も壊して、特に中高年以降は大変そうです。

生涯スポーツに関係して、TVに出る人などは、ほんの一握りの厳しい世界なんでしょうね。

好きな道を全うしてのことですから、悔いはないかもしれませんが。

 

びっくりしたのは、清水さんが、札幌で通所介護施設を運営していることです。

う~ん、どういうきっかけだったのか、興味深いです。

 

また、「後輩たちにセカンドキャリアとして、医療やリハビリ施設という道があることが示せる」

色々な可能性を探っていく、その柔軟な発想がすごいなあと思いました。

 

選手時代の経験をどうリハビリに生かすのか、最新のリハビリとは。。

「健康で長生きしたい」という、高齢者の願いに、どんなふうに応えていくことになるのでしょうか。

地域やリハ施設の人達が元気になるといいです。

それでは、また。


お雛様に思う、男と女

2015-02-25 19:47:39 | 恋と愛・結婚

                                                

お雛様と言えば、武田鉄矢さんかビートたけしさん(はっきりしないでごめんなさい)のお母さんのことです。

「家にはどうしてないんだ」と言って駄々をこねる、子供。

「これが、お雛様だ!!」と、タンスを少しずつ開けて段々にした、母。(笑)

ひらめきもあって、堂々とした母親です

 

このお雛様は、高さ10センチほどの豆雛です。

これも、対だな~と思ってしまいました。

 

世の中は、陰陽で出来ている。

裏と表、昼と夜、明と暗。。。そして、男と女。

なぜ、「あの人に惹かれるのかわからない」という問に、一番、簡潔明瞭なのは、男と女だからではないでしょうか。

そしてそれは、自然なこと。

 

お釈迦様は、人間の煩悩の中で一番苦しいものは、渇愛だから、それを滅ぼさない限り、心の平安も真の幸福も得られないと説いています。

渇愛とはエロスを伴った愛欲のことです。

成就できればいいのですが、そうならない時は、死ぬほど激しい苦しみが伴い、やつれたりする。

その苦しみを、人は、どうしているのでしょうか。

 

そして、それはいくつになってもあるのですから。

瀬戸内寂聴さんの、嵯峨野の寂庵に訪れる女性の悩みは、ほとんどが、病苦と愛欲の苦しみだそうです。

どうしてこんなことになったのか嘆き。。

嫉妬で苦しんだり。。

 

寂聴さん自身は、先月も、徹子の部屋で「私は、いつも恋をしているのよ」などと、笑って話されていました。

きっと、恋はしているけれど、それに囚われず、生への力にしているのだろうなと思いました。

ぜひ聞いてみたいものです。

それでは、また。


牛乳・・・常識は変わるもの その2

2015-02-23 23:42:45 | 健康

                                                                        

今日は、友人とランチへ。

連日、3月のような陽気で、雪も降らず、路面も出て、車もびゅんびゅん飛ばしている。

「パスタにしようか。」「あ、いいね。そうしようよ。」

 

ログハウス風の、クラシックなお店で、トマトのカルボナーラを食べた。

そして、コーヒーを飲んだとたんに、お腹にきてしまった。

その油とクリーム、おまけにコーヒーでやられたらしい。

私は、牛乳を飲むと、腹がゴロゴロするたち。

これが、飲め、飲めと、有難くも、結構言われている。

 

牛乳は、身体にいいし、骨にいいと、腰に手を当て、ごくごく飲むのが理想。。。

あの、真っ白な何とも言えない、優しそうなとろけるような・・・。

しかし、どうもそれは、戦後の欧米化で、作られたイメージだと思うようになってきた。

 

リンが多く含まれるので、骨のカルシウムが溶け出して、リン酸カルシウムとなって体外に排泄されるとか。

乳がんにかかりやすいと言う説もある。

 

知り合いに、無農薬の牧草地で放牧させている酪農家がいる。

そこのは、とても濃厚で、瓶の口に、べったりチーズのような膜が張るほどだ。

そして、値段も高いので、リボンなどつけて、贈答用になる。

子供の頃、お金持ちの家の裏口に、毎日そんなのが置いてあったなあと思いだす。

 

そんなこんなで、文句なく牛乳は身体にいいという、私の中の常識は、今や、非常識なものとなっている。

日本には、みそ汁というものがあるとせっせと飲んでいる。

 

もちろん、それぞれの考えがあるし。

自分の身体で試している気もする。

何でもそうだが、健康に関しても、常識と言われていることは、疑ってかからないと。

学習もしないと、と思っている。

 

まあ、腹もすぐおさまったし、友人との話は、とても楽しくて元気が出る、嬉しいランチタイムだった。

それでは、また。


雪椿が咲きました。 科学のプラスとマイナス

2015-02-22 20:51:40 | 平和・原発

                                                   

もう枯れてしまったと思っていた”雪椿”が、思いがけず咲きました。

”雪椿”は、確か、新潟の県花。

 

今年は、新潟も、今、全く雪がないとかで、地震でも来るのでないかなどと言っているとか。

新潟も中越地震で被害が出ています。

東日本大震災では、あの信じられない津波と、それに加えての原発事故。

 

本日の、北海道新聞の 行間往来・インタビュー 科学・技術と現代社会の著者「池内了さん」のお話。

原発から出る放射性廃棄物は、10万年も管理が必要です。

恩恵を受ける企業の決算は1年単位、投資家は秒単位で動きます。

 

「やはり科学が少し傲慢になっていたんじゃないかと思います。

科学は、万能だというような発言ばかりして。

政府に追随する御用学者は、今日明日のことしか言わない。

科学の良さばかり宣伝して、弊害については何も言ってこなかった。

それでは一般の人も信用しなくなります。

科学がプラスとマイナスの2面性がある。

それを正直に言い続けないと。」

 

今日明日のことだけを考えているということが、溢れています。

自然の法則を壊していくと、自然からの仕返しがきます。

それを、一口に言えば、お天道様の怒りをかうのだと思ったりしています。

それでは、また。


107歳生きるならきれいに生きよう・・・どう生きるかは自分次第

2015-02-21 21:34:53 | 最近読んだ本

                                                  

107歳で、ピアノを弾き、歌を歌い、声楽の個人レッスンをしている 嘉納愛子さん です。

白髪の優しいお顔がいい感じで、本を買いました。

とっても大きな字で、同世代の方を(皆嘉納さんより若い(笑))励ましている本です。

 

あの、赤とんぼなどで知られている、山田耕筰さん等と一緒の時代を過ごされました。

息子さんを亡くされたことがきっかけで、音楽の道へ。

また、60歳でご主人を亡くし、それから一人暮らし。

お子さんの死が、今では、大きな意味があったと考えられています。

 

若いころに戻りたいとは、考えない、今が一番幸せ。

歌をこんなに長く続けられたのは、「好きだったからでしょうね」

 

取り立ててやっている健康〇〇はないようです。

おしゃれが好きで、食べることも好きで、好奇心が旺盛で、楽天的で明るい。

 

「もっと上手に歌いたい、美しい日本の心を伝えたいという思いを持ち続けて、気が付いたら100歳を超えていました。

様々な幸運に恵まれました。誰かが守ってくれているのでしょう。

だから、私は、人生に感謝しています。。。」

 

きっと、声も出なくなる、病気など、年をとることの苦しさがあったと思いますが、過去のこととして、忘れている。

あるいは、それを楽しく受け入れている、明るさ故のことでしょうか。

 

元気で長生きされている方に共通なのが、好きなことを楽しくやること。

きっと、好きなことは、心を癒して、嫌なことを忘れさせるのですね。

 

でも、ただ待っていても、誰もそれを与えてくれない。

楽しくやることが出来るのは、自分だけ。

どう生きるかは、自分次第だと思いました。

それでは、また。