BBC 9月30日 中国語部
一部では大きな反応が上がり、当ブログのほうでもトラックバックをいただいているが、これは当然のことながら、disinfomation、謀略の類のものではないだろうか?現に、英語サイトでは今のところ報道されていない。
普通は何らかの事件を起こした後、犯行声明ビデオテープ、DVD等で報道機関に送付すれば攻撃は効果が上がる、また攻撃はSneak Atackでなければならない。つまり相手が1番手薄になっているときに精神的に打撃を与えるため突発的に行われると見るのが普通ではないだろうか。「今から攻撃を行います」と宣言した後に、最も警備のきびしい期間を狙うものなのか?写真を見たところ何かぎごちなさを感じる。
現に29日東トルキスタン亡命政府首相アンワル・テュラニは無関係と言明した。
http://www.worldjournal.com/wj-ch-news.php?nt_seq_id=1243112
ETLO(東トルキスタン解放機構)は一昨年、中国当局が東トルキスタン恐怖4組織の1つとして、発表した。わが国の外務省も取り上げて注意を喚起している
が、今までの活動として報道されているところによればETLOはトルコ、イスタンブールに本拠をおき、リーダーはMuhametemin Hazret アルカイダグループと資金関係があり、1998年にはウルムチで放火、キルギスOshskayaで爆弾事件、2000年に新疆キジルスキルギス自治州で外務職員殺害、2002年のキルギス中国外交官殺害事件、2001年9月の武器密輸事件、2003年3月24日のキルギス中国国境地域サリブラクでのバス襲撃事件の下手人として伝えられたりしているが、その後何の活動も対外的に報道されていないと思う。
羅幹ら中央政治局員を中心とした代表団が出席して明日、10月1日国慶節での自治区成立祝賀式典が行われる。羅幹は三悪「恐怖主義、分離主義、過激主義」に対して断固とした取り締まりの強化を明言している。先にも述べたとおり、この「宣戦布告」の信憑性については疑問符がつく。
しかしながら在中国アメリカ大使館もアメリカ人に新疆でのテロに注意し、警戒せよと勧告していることが報道された。真相はどうなのか。
続報 すごいブログが立ち上がった。
ジャーナリストの押田明子さんの 知れば誰でも激怒する、これが中国だ!である。さっそく「宣戦布告」を特集されている。ETLOについての詳しい論評あり。
当ブログとは違って生の情報が満載。東トルキスタン情報の新しい日本のメッカとなるであろう。
また、おなじみの日々チナヲチさんでも特集されている。
確かにこれは「ウイグル=テロ」という中共の口実にお墨付きを与えてしまうようなものですね。
それとも、「俺らもここらで一発かましておくか。」みたいな自己主張なんでしょうか?
いまのところETCは音なしの構えですね。
http://www.uygur.org/
http://uygur.fc2web.com/uygur.index.html
「2ちゃんねる」にウイグル太郎氏っぽい書き込みがありました。ファイル閲覧はできません。
↓
992 :ETIC:2005/09/30(金) 22:27:34 ID:/UPlnzil
東トルキスタン情報センターがBBCに提供したビデオを下記のページから見てください:
http://www.geocities.com/etlo_174/ETLO.wmv
http://etlo.fhreactor.com/ETLO.wmv
http://etlo.fhreactor.com/ETLO.JPG
ウイグル語です。
中国、アメリカからテロ団体指定されたETIMはアフガン戦争で壊滅したと伝えられていることを考えるなら、ちょっとテロ組織が暴れるといったことは考えにくいですね。
最近できたこのブログにちょっとした説明がありました。
http://oshida.exblog.jp/
情報のリンクありがとうございます。
ちなみにこちらのブログにビデオのアップ先が書いてありました。といってもパスワードがわからないので見られませんでした。
http://usam.blogtribe.org/entry-4edee04781f7c7692a45a5d86839dabf.html
kokさんが紹介してくれたブログから動画を入手しました。
パスを書くのはルール違反かな、と思ったので。
同じものをアップロードしました。
まあ、結局は同じことなのですが・・・
■BBC(英文)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4297070.stm
■abc News U.S(REUTER)
http://abcnews.go.com/US/wireStory?id=1172241
■Newsday.com(AP)
http://www.newsday.com/news/nationworld/world/wire/sns-ap-china-muslim-warning,0,3447521.story?coll=sns-ap-world-headlines
■Los Angeles Times
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-chiterror30sep30,0,6735611.story?coll=la-home-world
梶先生、こちらこそご無沙汰しております。遠いカリフォルニアから情報ありがとうございます。おひざ元のLAタイムスは自分は左翼系の新聞と思っていてまた、今まであまり新疆ウイグルを取り上げることはなかったのでとても意外な感じです。海外のウイグル人社会が「こわれている」というのはバラバラのウイグル人気質をうまく現していると思います。そのウイグル人社会の接着剤的な役割をレビヤが果たせる人材であるというのは非常に的を射ているとも思いました。
APは以前レビヤインタビュー記事を配信していますし、妥当な報道でしょう。
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2005/03/999ap.html
マ、日本の報道に比べればロイターも悪くはいえません。
いまだ中国に辛口なフランスAFPの報道が待たれます。
ありがとうございました。