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引越しいたします。

中国のヘロイン、HIVによるウイグル殲滅作戦の可能性

2007-12-17 23:16:11 | ニュース

Stratfor(Strategic forcasting戦略的予想)12月7日
http://www.stratfor.com/products/premium/read_article.php?id=299619&selected=Analyses
(有料)

北京の公安は今週、5月から続く大規模な反麻薬作戦で3つの麻薬組織を摘発したと発表した。この作戦で公安は600人の麻薬の売人を逮捕したが、彼らははむしろ主な密売業者というよりは、末端レベルの供給者に過ぎない。
2008年オリンピックが近づくにつれて、中国の当局は不法麻薬の組織を取り締まりつづけることが期待されている。しかし都市部での大規模な取り締まりは短期間の解決になるだけで、その根源の部分は無傷で残ってしまう。中国の麻薬法は有罪の麻薬の売人を長期の懲役刑やまた処刑にさえしてしまうのに、密売や前駆体の化学物質の発送の諸問題は続いている。中国外における問題も同様である。

中国は国内で麻薬常用の問題を抱えている、それは中国の中間階級の伸びにつれて成長している。メタンフェタミンや、街で「エクスタシー」として知られているMDMAなどの合成麻薬類は中国の南部の沿海部で特に問題となっている、その地域では経済成長は麻薬使用を含む娯楽活動のための高い可処分所得に導いているのである。
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中国で費消される大部分の不法麻薬は二つの主たる源がある。最も重要な1つは中国、雲南省の向いであるミャンマー、ラオス、タイの黄金の三角地帯である。2つ目は新疆ウイグル自治区と接する地域であり、中央アジアの一部分である黄金の三日月地帯である。黄金の三角地帯はヘロイン生産のための主たる地域であり、世界のアヘン生産地域のもっとも大きな地域の1つである。黄金の三日月地帯のヘロイン生産は黄金の三角地帯よりも低いと見積もられている。しかしその生産は特にアフガニスタンで伸びていると思われる。

中国政府の麻薬密売と生産の問題は中国だけに影響を与えているのではない。麻薬密売組織はヘロインと他の麻薬類を海外市場に上海、青島や広東にある港を通じて海上移送をしている。香港もまた麻薬密売のための港である、内地の港よりも重要でさえある。

中国内での麻薬密売に伴なう国際的に重大な問題の1つは麻薬を含んでいないむしろメタンフェタミンの生産に使われる前駆体化学物質の問題である。中国は天然麻黄の世界の筆頭生産地であり、合成麻黄の最大の生産地の1つである。アメリカの当局はメキシコに運ばれるこれらの前駆体化学物質はじゅうぶん半分以上が中国からのものであると信じている、そしてメキシコが医薬品用の必要量よりもかなり多い量であると。メキシコの麻薬カルテルは、それでその化学物質を手に入れいわゆるmeth superlabのなかのそれらをアメリカで売りに出されるメタンフェタミンに転換している。

多くの麻黄農場は中国政府に所有され、管理されている、そのことでアメリカと他の国々は北京に黄が過大に輸出され悪の手に巻き上げられないようにより厳重に管理するように圧力をかけることに導いていく。

化学物質の輸出に対するより厳重な管理に加えて、ヘロイン他の麻薬の中国への流入に対して取り締まりがより厳しくなされなければならない。麻薬密売組織は中国を東南アジアや西南アジアへの積み替えポイントとして使うことが増えいている。これらの密輸組織は大都市での喧伝されている取締りにおいては摘発されない、そして中国当局がすぐさまその作戦の視野を伸ばす予定があるであろうことは見えていない。

アメリカの民間情報機関Stratforの記事です。なぜだかgoogle news経由だとただで読めました。
おどろおどろしい題をつけました。だってそうしないとアクセスが増えないから(笑)諸君!サピオセンスですね。新疆ウイグル自治区のウイグル人に麻薬汚染、またそれに伴なったエイズの蔓延が問題となっていることは日本ではほとんど報道されていないのではないでしょうか

「東トルキスタンに平和と自由を」で語られているようにウイグルでの麻薬はアフガニスタンから移入してきたと言われています。kokはこれは中国がアフガニスタンからのテロ、麻薬の脅威を喧伝、また中国内地からの麻薬汚染の印象を薄めたい理由で実態よりも過大に報道しているのではないかと疑っています。Stratforにもありますが、現在でも中国国内の麻薬の第一の流入先は黄金の三角地帯であるし、タリバン政権が健在で麻薬栽培を厳しく取り締まっていた9.11以前(すなわち黄金の三日月地帯からの流入が考えられなかった時代)にもウイグルで麻薬汚染はあった事実があります。、それをウイグル人自身が止めようとした運動が1997.2.5の悲劇(グルジャ事件)に結びついていったのです。
現に「平和と自由を」サイトでも新疆ウイグルのエイズウィルスは雲南省から来たものであることが報道が紹介されています。

Stratforの記事にもあるように中国は麻薬、そしてその原料のような前駆体物質をおそらくは戦略的に扱っている可能性があるとおもいます。そしておそらくは民考漢でない「悪しき」ウイグル人たちを絶望させ、麻薬、エイズで汚染させて殲滅するような隠された意図があるのではないかという疑いがあります。

中国のエイズ問題に関しては鷹嘴さんの不条理日記にナイスエントリー。

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1 コメント

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トルキスタンではなくてトルクメニスタンでした。... (ゆき)
2008-06-03 08:49:55
トルキスタンではなくてトルクメニスタンでした。すいません。
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