8月4日
在米ウイグル人協会緊急声明
http://www.uyghuramerican.org//articles/1948/1/Uyghur-American-Association-statement-on-Xinhua-report-of-deadly-police-attack-in-Kashgar/index.html NNNインタビューに答えるラビア・カーディルさん
新華社通信は本日16人の武装警察が東トルキスタン(新疆ウイグル自治区としても知られる)において殺害されたことを報道した。伝えられるところによればカシュガル近くの国境警備署で武警の集団にウイグル人襲撃者がトラックを突進させ、また手榴弾とナイフで攻撃し、それらの武装警察官が殺されたという。
この事件の詳細について確証した独立した情報筋はいまだない、そして詳細は明らかではない。在米ウイグル人協会(UAA)は現在独立した根拠を探している。
「私たちは全ての暴力行為を非難します。ウイグルの人々は流血を生じせしめる行動を支持しません。」
ウイグルの民主リーダー、ラビア・カーディルさんは話す。
「私は中国政府がこの事件を平和的なウイグル人に更なる弾圧をすることに利用しないように勧告します。」
UAAは無条件でいかなる暴力にも反対し、暴力的行動を非難する。新華社通信により本日報道されたような事件はただウイグル人に対する抑圧を強めせしめ、漢族中国人とウイグル人の間の緊張を悪化させるだけであろう。新華社通信による英語報道は本日の事件をテロ攻撃と報道した、しかし中国語の報道ではテロであるという視点は顕著ではないし、この事件は犯罪的襲撃であると描いている。
UAAは国際社会に中国政府がウイグル人のテロリスト行動についての説明をすることを注意を持って考察することを勧告する、中国政府当局は彼らの主張を裏打ちする証拠を提示することを首尾一貫して失敗している。UAAはまた、中国政府がテロの恐怖を東トルキスタンにおける抑圧を強める為に用いることを止めるように求める。この2,3ヶ月オリンピック大会の準備段階のなか、ウイグル人はより高い度合いでの処刑と拘束を経験している、強制的立ち退き、公安の監視、パスポートの没収及び礼拝所の破壊に加えてである。
関連
日本テレビでラビア・カーディルさんインタビュー 8月5日
http://www.news24.jp/115579.html
亡命中の人権活動家、ウイグルの状況語る<8/5 10:31>
警察施設への襲撃事件があった中国・新疆ウイグル自治区の状況について、アメリカに亡命中のウイグル人の人権活動家が4日、NNNのインタビューに応えた。
襲撃事件の背景にある現地の状況について、自らも6年間、中国当局に拘束されていたウイグル人のラビア・カーディルさんは「ひどい弾圧の例はいくつもある。今年2月、中国の公安当局が民家に突入し、約18人を殺害、テロリストと決めつけた。中国政府は、オリンピックを利用して、ウイグル人への迫害を強めている」と話した。
カーディルさんは具体例をいくつも挙げながら、中国政府が「テロの撲滅」を掲げて、ウイグル自治区での弾圧を強めている、と涙ながらに訴えた。
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襲撃事件 観光客証言「怖かった」
http://www.news24.jp/115590.html
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