デーリーテレグラフ紙 オーストラリア ワシントン特派員より
「中国政府は、国際社会の前にこのような証拠のない告発をおくことにより私が沈黙することを望んでいる。」中国のムスリムである新疆のウイグル人の人権の最高の唱道者であるレビヤ・カディールは言った。
ウイグル人分離主義者は1955年から中国の一部となっている東トルキスタンと呼ばれた独立国を再建国するために新疆で戦っている。
新華社通信によると、新疆の共産党最高幹部である王楽泉は、レビヤ・カディールは新疆の接収を記念する10月1日の祝典を標的にした攻撃を計画していた、と語った。
「レビヤは新疆ウイグル自治区設立50周年記念の祝典を破壊する計画を立てるために海外でテロリストグループの首領とあっていた。」王楽泉は新華社に言った。
中国の監獄から3月に医療目的で保釈された、カディールは「国家機密」を漏洩したとして6年収監されていたが、中国政府はまた脱税や詐欺などの証拠の不確実な告発を彼女に浴びせてきた、と語った。
「中国の徹底的なウイグル人の基本的人権の侵害を声を出して批判すれことはテロリズムではない。」ワシントンで世界ウイグル人会議の声明のなかで彼女は言った。
世界ウイグル人会議の会長エリキン・アルプテキンは声明の中で中国当局はカディールに対しての「証拠のない訴追」を謝罪することと、ウイグル人指導者に対する「このような悪魔化」を止めることを要求した。
世界ウイグル人会議は彼らはどのような形のテロリズムをも非難し、東トルキスタンの政治的な未来を決定する為に「平和的、非暴力的及び民主的方法」を使ってウイグル人の諸権利を発起する、と語った。
王楽泉書記、イスマイル主席は北京で会見を行っていた。そのことは日経、サーチナが伝えたがレビヤさんのことには言及せず。
>新疆の接収
もうね、言葉もありませんね・・・
私が購読してる日経は、なぜか中国ベッタリです。
夕刊のコラムなんて、ひどいですよ。
印象操作やミスリードのお手本だと思います。
先日は小谷真生子が中国の外交をやたらと持ち上げていました。
しかし中国の「外交」は、たんなるごり押しの夜郎自大です。
今回のkokさんの記事を読みそう思いました、中国はどこに対しても似たようなことをやっているのですね。
それにしても「接収」とは、方便にもなりませんね。
「接収」はデーリーテレグラフ記者の書いたtakeoverを訳したものです。実際ウイグル自治区の成立を表現したものと言えるでしょう。
日経はかなり中国よりですね。最近は少し変わったきたと言う事も聞くのですが、記者会見を丸呑みするのでなく、ちゃんと東トルキスタン側の表明も報じてほしいものです。