real SR

引越しいたします。

ラビア・カーディル、オーストラリアのテレビ局でインタビュー

2008-03-10 00:18:12 | テレビ番組

この2月オーストラリアを訪問していた世界ウイグル会議ラビア・カーディル総裁が取材された映像がオーストラリアのSBSという公営と見られる放送局のウェブサイトでみることができる。このSBSはユニークな放送局で移民向けとみられ多数の言語(60以上)でラジオ、テレビを放送しているということである。
その中のDatelineというアメリカの60ミニッツのようなインタビュー番組でラビアさんが登場する。下記のサイトから動画も見ることができるので是非ご覧ください。スクリプトの前半を訳してみました。

Rebiya_kadeer_sbs

オーストラリア SBS(特別放送サービス)
http://news.sbs.com.au/dateline/interview_with_rebiya_kadeer_542091

Dateline

近づいてくるオリンピックと共に中国の人権状況は今までにないほどスポットライトの中にある。
George Negusが知られざる抑圧されている西北中国のムスリムマイノリティ、ウイグル人の「母」として知られるラビア・カーディルに迫る。
彼女はここオーストラリアに同胞の苦境への認識を高めるために来た。

ラビア・カーディルは何年か前は中国の遠い西北部にすむムスリムマイノリティ、ウイグル人の母として称えられていた。
中国が北京オリンピックの準備で今年、世界的なスポットライトを浴びているが、一介の洗濯屋から億万長者の女性企業家に転じたラビア・カーディルさんは中国政府の敵となり、ここオーストラリアに彼女の言う中国の当局の支配のもとの「同胞の苦境の認知を高めるために」滞在した。
このことに関し、中国政府はラビア・カーディルをテロリストと共謀し国家安全保障を危険にさらす分離主義者と評している。
George Negusがシドニーで彼女に迫る。

このハンサムな女性に中国政府から民衆の敵の第一人者の烙印を押しているとは受け入れがたいであろう。現在61歳のラビア・カーディルは世界に彼女の同胞ウイグル人の苦悩を知らせることを生涯の仕事としたが、それは中国を過剰反応させ、ラビアに6年の懲役を与えた。

ラビア・カーディルWUC総裁私はウイグル人の苦悩について何時間でも話せます、なぜならそれは全面的な破滅をもたらすものであるからです、計画的であり、広範なものであります。しかし時間は限られていますので手短に話そうと思います。

ここオーストラリアに10日間、11人の子の母はキャンベラ、アデレード、そしてシドニーの政官界で活動した。遠い新疆ウイグル自治区の背景は、中国の中央アジア国境に真っ向対じしていることである。ウイグル人は歴史的なシルクロードに沿うその母国を東トルキスタンと呼ぶことを好む。東トルキスタンはかつては繁栄するアジアのイスラム芸術、学問の中心であった。1949年、毛沢東の共産革命が到来し、中国はこの地域を合邦した。その時より新疆の砂漠は核実験に使用され、より肥沃な土地は中国の多数民族の漢族により殖民された。その過程の中巨大な石油、ガス、石炭資源は中国の渇望する経済を満たすために搾取された。

群集:私たちは何が欲しいのか?自由だ!いつ欲しいのか?今すぐだ!

2000人の自ら亡命したウイグル人がここオーストラリアに住む、その中には新疆で収監され拷問された経験を持つ人もいる。多くは家族が中国の監獄で悩み暮らしている。

ラビア(演説で):私たちはこの国に来れば自らの文化を保持する権利と自由を与えられます。

私たちはいまこの自由のために抵抗しています。
私たちの誰もこの地で収監されていません。
誰も私たちを処刑はしていません。
これが自由なのです。
自由に叫ぶことができます。

民主的な国々において、血の涙を流す母親たちを、収監されている若者たちを、弁護されずに裁判にかけられた後に処刑される人たちを、また終身刑を宣告される人たちを忘れないでください。

私はあなた方オーストラリア在住ウイグル人がそのような人たちの為に平和的また民主的な方法で世界の民主性諸国の中で戦ってくれることを希望し、またいつの日か私たちが自由になることを希望します。

インタビュー

GEORGE NEGUS:私たちはチベットの人々の抑圧について知っています。そのことはよく聞きます。しかしあなた方の同胞についてまたその苦しみについてはまったく聞いたことがありません、そしてあなたは彼らのかわりに中国からの独立と自治を求めるために世界中を旅行する理由も。彼方はどうしてあなたの同胞が無視されるのだと思いますか?

ラビア・カーディル:ダライラマは中国共産主義者の占領の後に第三国に逃れたからです。私たちの7人の政治的指導者は飛行機事故といわれているもので亡くなりました。私たちの地域から鳥一羽外の世界に飛びたてません。それで私たちの立場はチベットの人々と全く同じなのですが国際社会は私たちに気がついてくれません。

GEORGE NEGES:あなたは本当に中国が立場を変えてくれると思われますか?中国は世界において力を成長させていますが。なぜあなたは中国が50年にわたって続けている抑圧をやめることが可能であると考えるのですか?

ラビア・カーディル:まず第一に私たちは巨大な天然資源を持っています。それで中国政府は共存の条件を創出させることを望んでいますが一方でウイグル人を抹殺しています。中国政府はウイグル文化を抹殺することを望んでいます。ウイグル人を貧困に追い込み普通の人生を送れなくしています。中国政府は私たちの信仰を破壊し不道徳に押し込めようとしています。中国は中国政府に反して言論活動するウイグル人作家と知識人を迫害し、収監し、処刑します。中国は彼らを分離主義者とかテロリストとか呼び、徐々に彼らを抹殺していきます。

(その2)につづく
このブログに興味をいただけたらblogランキングへクリックお願いします。

ラビア・カーディル紹介サイト↓


最新の画像もっと見る

コメントを投稿