日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

清元 鳥刺し

2021-04-11 10:06:26 | 日本舞踊

もともと、忠臣蔵の歌舞伎芝居の合間に挟まれた物。

祇園町茶屋の座敷。

賑わいの最中、幇間が酒宴の座興にと鳥刺しの風を踊るご趣向。

長い枝の先に鳥もちを付けて小鳥を捕る様子を見せながら、朝帰りのお大尽や頬被りで忍んでくる客など、色街の風俗を洒脱に踊り尽くして宴席を沸かせます。

 

西川鯉好

何度目かの再演、十八番といってよい演目です。

が、何と言っても米寿目前、しかも久し振りの大舞台とあって、観客の年齢を感じさせない舞台だとのお褒めの言葉にも、「イヤイヤ、思ったように踊れてない、次こそは!」と申してました。

コメント
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