青空の下の告別式

霜が降りた、昨日の朝。
８時過ぎに一人家を出て、京都で乗り換え
滋賀県近江八幡市へ。

突然の事でしたが、親友のお父様が亡くなりました。

琵琶湖や紅葉狩りドライブ、ランチに連れて行って頂いたり
彼女の家に泊まった時は、お父様自らが台所に立って
朝食をふるまってくださったりと
娘の親友ということで、とても可愛がっていただきました。

駅前にある真新しい葬祭ホールは、広々として明るく
スタッフの方達の対応もスムーズでした。

電車の時間の都合で、１時間も早く着いてしまい
おかげで告別式の前に、親友と二人で
コーヒーを飲む時間までとれました。

会場は、沢山の菊の花の清々しい香りで満ちています。

そして、久しぶりにお会いした彼女のお父さんが、
　「やあ、今日は遠いところを、良く来てくれたね」と、
とても喜んでくださっている事が、はっきりと感じられました。

きっと、会場にいらしたんですね。。。

臨済宗のお坊様が、観音経を唱えていらっしゃる間も
　「これからもずっと、娘の友達でいてやってくださいよ」と
話しかけられた気がして、小さく「はい」と頷いていました。

棺と親族の皆さん達の車を見送った後、
駅までゆっくり歩いて帰りました。
見上げた青空には雲一つなく、とても綺麗です。

静かで、心に残る良いお葬式でした。