藤田けい☆幸せブログ

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明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

新米の季節

2011年10月05日 | 日記
不思議なこと。
ネットで、『新米』を購入して届けてもらっているのに。
美味しいんだけど、比べたら全然違うの・・・毎年、リスナーさん達から頂く、県内産のお米とは。

とくに同じ奈良市内の山間部で作られた新米。
頂いたばかりの新米を、さっそく炊いてみました。
前日まで食べていた他県産の新米と同条件で、炊飯器のスイッチ、オン!

炊き上がるまでの匂い、フタを開けた時のツヤツヤさも
新米ならではの特長は、どちらも同じ。
でも、しゃもじで混ぜて、一口食べてみたら・・・

やっぱり、味が違うんです。
うまく言えないけど、甘みと旨味とモチモチ感が、リスナーさんのお米の方が強い。
米に含まれている水分量も違うらしく、炊飯器のフタにつく水滴の量も多いし。

先日、お米を届けてくれたリスナーさんに、なんでこうも違うのか尋ねたら
彼は遠慮がちに、
 「水が違うから・・・かな」と。 綺麗な空気と、山あいの美味しい水で育てられたお米。
それを、奈良の水で炊いて、奈良で食べる。
この組み合わせが、奈良に住む私の味覚に、ピッタリ合うのでしょう。

収穫されるまでの手間のかかる農作業工程、台風や猪による害など、
番組に寄せられたリスナーさん達からの、
メールやファックスの内容を一つ一つ思い出しながら
味わって食べました。

至福の季節の夕食は、おかずが超シンプルな我が家。
出し巻き玉子、焼き鮭や味付け海苔、かつお梅などズラズラ並べ、まるで旅館の朝ご飯。
でも連日の手抜きにも、これだけ新米ご飯が美味しいと、夫も文句を言いません。

普段は、やれ粉もんだ~パンだ~と食べまくる私ですが、
この世で最後に口にするなら、迷わず『鰹節(好きなお供♪)をのせた炊きたてご飯』です。