長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

なんとかしたい!頭痛、めまい その2

2015年05月27日 | 勉強してきました
その2:めまい

めまいには「揺れる系」の人と「回る系」の人がいます。

《めまいの原因》
めまいを起こすのは主に、体内の過剰な「熱」「水」
熱はストレスや血液・体液不足でこもりやすく、水は胃腸の弱さ、食べすぎ飲みすぎで溜まりやすくなります。

~めまい体質2種~

肝風内動(かんふうないどう)=揺れる系・熱タイプ
特徴:ほてる、口・目・鼻・咽喉など粘膜が渇く、寝汗が出る、イライラしやすいなど。
※頭痛の①肝陽上亢、⑤肝血虚、⑦腎精不足タイプと重なる。
めまいの表現:「ふわ~っと」「ふらふら」「船に乗っている」「ぐらつく」

風痰上擾(ふうたんじょうじょう)=回る系・水タイプ
特徴:胃がもたれやすい、水分の摂りすぎ、胃腸機能低下、低気圧に弱いなど。
※頭痛の③痰湿タイプ、⑥脾気虚タイプと重なる。
めまいの表現:「天井が回る」「気持ち悪い」「目をつぶっても回る」

ほかに、首の血行不良で起きるコリ系・血タイプのめまいもあります。
治療は、揺れる系、回る系、コリ系それぞれに適切な漢方を使い分けます。

頭痛、めまいともに大きく関わる臓器は、「肝」自律神経系、「脾」消化器系、「腎」内分泌系。日頃から「肝」の血液・潤いをたっぷりと、「脾」には水を溜めず、「腎」を元気に保つことが発症の予防になります。
頭痛、めまいにお悩みの方は一度ご相談ください。

スタッフ 春田有紀子

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。