長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

45回  「卵子の期限は?」

2007年11月02日 | 赤ちゃんを授かるために…
 「生理があれば、いつでも妊娠出来る…」と思ってはいませんか?
 卵子は胎児の時から卵巣内に出来ています。胎児期は原始卵胞(0.1mm)として約700万個あり、初潮時で約30万個、40才前後で約3万個、閉経時にはほぼ0個になります。
 排卵は1年に10数個ですから生涯で約500個になり、残りは消えてしまいます。卵胞は卵巣の中で1年かけて発育し、ようやく原始卵胞から卵胞になります。卵子の質の低下は32~3才から徐々に始まり、38才を境に急激に下がります。つまり40才で排卵する卵胞は41年前に作られたもので質の低下は否めません。
 
 最近は晩婚傾向が強いため、出産年齢も高くなっています。32~3才で結婚し、しばらくは子供は要らないと2~3年避妊した後、子供がほしくなる。タイミングを1年ほど取っても妊娠しない。そこで初めて不妊治療に行かれても、卵子の数も質も悪くなった状態では妊娠すら難しいのが現実です。
 また、排卵誘発剤で一度にたくさんの卵胞を成長させる治療を続けると、体には大きなダメージになります。

 漢方薬には卵巣や体を養うものがたくさんあります。元気な身体づくりが元気な卵胞作りにつながりますヨ

卵子の期限が切れないうちに!



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ながさきプレス2007.11月号掲載

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