隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

誰のために、何をするために、議長になるのか?

2011-05-22 | 議会改革

5月23日(月)は臨時議会が開かれます。

議題は、議長の選挙、副議長の選挙、議場の座席の確定、常任委員会の正副委員長の選任、一部事務組合議員選挙、対外委員等の推薦、特別委員会の設置と正副委員長の互選、監査委員の選任、国保の補正予算、その他などです。

この臨時議会での問題は、議長の選挙です。以下は当日の選出方法・手順です。

①議場で議長の候補者は、所信表明を10分間、述べる。(残時間表示あり) ②その後、(あれば)内容についての質疑(一人一回、2分間以内)を行う。 ③仮議長を立てて、投票を行う。

当ブログでも再三、述べてきたことです(14日付の当ブログなどを参照して下さい。) が、「議長」とは、文字通り(市民の代表、)議会の代表であり、(二元代表制の一方の意思を決定する議決のトップとして)議会を担う重要な役割があります。ここから、議会改革が始まるのです。 したがって、市民に公開して実施する立候補制で行うのは、民主主義から見ても、もはや、当たり前です。

議会の「見える化」を推進している議会では、立候補制を採用しているのは、806市議会の内100市、12.4%で導入(21年度、全国市議会議長会の調査)がされています。4月の地方統一選挙後の議会では、導入するところは、さらに多くなっています。

ともかく、公開の場で「何をするために議長になるのか。」、「議会をどういう方向へ導くのか。」と抱負を述べ、そうした公約(マニフェスト)に賛同して一票を投じられる選挙にすべきであると、改めて思っています。

さあ、明日の議会は、改革への一歩を標すことができるのか、どうか…。


「国会で言いたい放題言ってきます。」と小出裕章氏。

2011-05-22 | 震災・防災

あるネットの掲示板に小出裕章(京大原子炉実験所助教)氏が、5月23日(月)の参議院の行政監視委員会に、孫正義氏、後藤政志氏、石橋克彦氏と共に参考人として招かれていることが載っていました。小出氏は、18日のMBSラジオに出演して、その感想と意気込みを述べています。以下に、その内容(要約)を載せておきます。 

(引用)・(5月23日に国会に行かれる。感想は?)良いことかもしれないが、私は政治が嫌い。本当は行きたくない。だが、ことがことだ。行政監視委員会は行政を監視するための場。言いたいことは昔から山ほどあるから、行くことにした。

・(メルトダウンを認めているような現状だと、政策転換があるのでは?)参議院の委員会でどんな話が出たとしても、政策を転換させるにはまだまだだろう。

・(小出さんが国会で話す状況というのは正直想像していなかった)私もだ。

・(そこまで国会も追い込まれている?)私は向こうの事情はよくわからない。言いたいことがあるから行くと判断した。行ってみて感想を持ってかえりたい。

・(ずっと我々は国にミスリードされているように思うが)言いたい放題言ってきたい。

・ひとつ訂正。昨日この放送でテクネチウム99は原子炉の構造外で出来るものと言ったが、間違い。セシウムやストロンチウムと同じ核分裂生成物の一種。ただしテクネチウム99の半減期は21万年。人間がいる限りは無くならないような放射能。それが水の中で検出された。

・(残念な方向の訂正か?)そうだ。(終了)