5月11日、議会では、全員協議会として28名の全議員が集まり、顔合わせを行いました。
この顔合わせでの各議員の挨拶内容は後日にします。ともかく問題は、その後に開かれた「最後の世話人会」の議論の行方です。
議題である、「議長の立候補制」を実施できるかどうかです。
結論からいえば、「元に戻った」ということです。すなわち、大会派(政和会)から選出することになりました。
これは、前回の会議で提案された議長選挙の具体的な選出方法に対して、地方自治法などの法的な裏付けが議論の中心になったようです。
事務局からは、
①議長の立候補制を裏付ける条例がないと地方自治法違反となってしまう。
②立候補に制限を加えるような方法は、自治法に抵触する恐れがある。だれでも、立候補できる方法にすべき。
との理由により立候補制は導入できない。との回答だったようです。
しかし、議長に名乗りを上げた候補者は、所信表明を述べることができる。となったようです。
また、2年後の議長選挙には、必ず立候補制を導入すること。そのためには、
議会改革の中で、その裏付けである条例化を進めこと。ということが、共通認識として確認されたようです。
ともあれ、今回の「議長の立候補制」問題は、改選後の議会の現状を表す結果となりました。
これを、今までの議論は無駄で、しかも何も決められない議会を示すことになった。これは「終わりの始まりである。」と見るか、
いや、0.数ミリだけ進んだ議論は、次に繋げた。だから、「新たな議会をつくるための始まりである。」と見るかで、
今後の「小平市議会の方向性」が決定します。「さあ! …。」