隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

河村市長、なんのための選挙ですか?

2010-11-26 | 政治

11月26日、毎日新聞に河村市長がリコールの責任をとって辞職し再出馬するとの記事が載っていました。

河村市長は26日朝、報道陣に対し「リコールの責任を取る」と言いながらも「大村さんもすさまじい決意でやられる。私の減税をはじめとする政策が名古屋から愛知へ飛躍するチャンス」と述べ、自身の辞職が大村氏への援護射撃であることを事実上認めた。

両氏はダブル選で、減税のほか、建設中の設楽ダム(愛知県設楽町)の再検証や木曽川水系連絡導水路事業の見直しなど環境問題を争点に、「脱既成政党」を掲げて立候補する見通しだ。関係者によると、大村氏は離党の意向を固め、国会閉会後に出馬表明するという。

公職選挙法は、市長の辞職後50日以内に再選挙を行うことを定めている。このため、河村市長が12月下旬ごろに辞職した場合、2月6日の知事選と同日選になる可能性が高い。

河村市長が主導したリコールの署名審査で、市選挙管理委員会は提出された46万5602人分のうち11万1811人分を無効と判断し、法定数の36万5795人分に届かなかった。市長と支援団体は25日から始まった署名簿縦覧で異議申し立てを呼び掛けるとともに、議会解散の賛否を問う住民投票をダブル選に合わせて行うことも視野に入れている。

知事選には民主党から元総務省審議官、御園慎一郎氏(57)、自民党から元総務省課長補佐、重徳和彦氏(39)、みんなの党から医師、薬師寺道代氏(46)が立候補を表明している。 (引用終了)

一見すると、「けじめをつけるために辞める」というのは、 「潔い、男らしい」と市民受けするようでありますが、河村市長がどこを向いて政治をやっているのかわかりません。予算編成の時期にそんなことをやっている時なのでしょうか?次々に繰り出してくる一手は河村市長独特のやり方ですが、リコール署名に関する費用、何回もやることになる選挙の費用と、市長が、そのことに公務時間を費やす経費(税金)をどう考えているでしょうか。市民へ「減税」を説きながら、市民の税金を私物化し勝手に使う感覚、その辺の説明が聞きたいと思います。