隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

法相の後任は、失言癖の仙石氏(兼任)です。

2010-11-22 | 政治

柳田大臣の辞任で次は問責の「対象は誰か」に注目が集まっています。 兼任の仙石氏は問責になったらどういう対応をするつもりなのでしょうか。その仙石氏の資質を問う記事が載っているのが、11月22日の産経新聞です。(以下に掲載) 

事実上の更迭となった柳田前法相の後任は、仙谷官房長官が兼任することになった。仙谷氏は22日の記者会見で、首相の人事の理由について「まだまだ国会での質疑応答も続くのではないか。それならば、今の閣僚の中で(私が)まあまあ一番こなれがいいのではないかと(首相が)判断されたんじゃないか」と述べた。

 しかし、今国会の質疑応答で、最も答弁が「こなれていない」のは、ほかならぬ仙谷氏だと言わざるを得ない。

「(政府参考人のキャリア官僚に)上司として話すが彼の将来を傷つける」  

「あの辺から望遠レンズで盗撮されたようだ」 

「暴力装置でもある自衛隊」

いずれも今国会での仙谷氏の答弁だ。仙谷氏が委員会で発言を撤回し、謝罪するシーンはもはや珍しくなくなった。「2つの答弁」で国会を乗り切ろうとした柳田氏は論外だが、多種多様な失言を繰り返す仙谷氏も野党が問責決議案のターゲットにしている。

22日の参院予算委では、自民党の丸川氏が、「柳田氏の資質に問題はない」としてきた仙谷氏の答弁を念頭に、こう追及した。 「柳田氏の暴言は問題ないという立場を引き継いで(仙谷氏が)法相になるということは、まじめに答弁しなくていいと言っているのと同じ。問責に値する」

これに対し首相は「なぜ任命したばかりの仙谷さんも、私が罷免しなくちゃいけないのか」と擁護した。 「この20年近い間、実は法務関係は一回も触れたことはない」と話した柳田氏よりは、弁護士資格を持つ仙谷氏のほうが法相の任には堪えうるだろう。

だが、国会軽視発言が事実上の更迭の引き金になった柳田氏の後任に、今の閣僚で最も失言率の高い仙谷氏を充てるのというのは、これこそ国会軽視も甚だしいのではないか。